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転職エージェントはいらない?エージェントを使わなくても大丈夫な人の特徴を紹介

転職エージェントはいらない?

転職は人生の大きな転機です。なんとか成功させたい、希望する企業に転職したいと思うことはごく自然なことでしょう。そんな求職者にとって転職エージェントは無料で利用でき、求職者と企業をつなげてくれるとても心強い存在です。

しかし、求職者全員が転職エージェントを使った方がよいかというとそうではありません

本記事では、転職エージェントを使わなくても大丈夫な人の特徴について解説しています。あわせて、転職エージェントのメリットとデメリットも紹介していますので、転職エージェントを使うかどうか迷っている人はぜひ参考にしてください。

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転職エージェントへの登録が不必要な人の特徴4選

転職エージェントが不必要な人の特徴

求職者の多くは転職エージェントに相談しながら、転職活動を行っています。

転職エージェントを活用することで、優良企業を見つけやすくなったり、面接や書類選考のサポートを受けられたり、手続きを代行してくれたりといった様に大きなメリットを受けられます。

半面、人によっては転職エージェントを利用しない方が、自身が望む転職活動の結果が得られる場合もあります。転職エージェントはあくまでも転職活動を有利に進める一つの手段ですので、向いている人と向いていない人がいるのはある意味当然ともいえます。

転職エージェントの登録が不必要な方の特徴を解説します。

参考:納得できる会社選びの方法は?

求人を出していない企業への転職を検討している

転職エージェントの仕事は、求人募集を転職エージェントに依頼している企業と求職者をマッチングさせることです。

そのため、求人を出していない企業への転職を検討している場合には、転職エージェントを使ってもその企業に転職はできません

例えば、よくCMで見かけるような誰もが知っている大企業では、自分以外の求職者にも就職や転職を希望する人は多いでしょう。

わざわざお金を払って転職エージェントを介して求職者を探す必要が無く、自社のホームページに求人情報を載せるだけという場合もあります。その場合、転職エージェントを使わずにホームページから直接応募した方が近道といえるでしょう。

また、人気の大企業でなくても、人が充足されていれば求人を出さない企業もあります。

企業からすると、人材は利益を確保するために必須ですが、余分な人を抱えていると必要以上に人件費が高騰し、会社の損益が悪化する危険性があります。コンプライアンスの重要性が年々高まる中、一旦採用した社員は一定の要件を満たさない限りは解雇をすることもできません。

転職エージェントに登録すると、企業とのマッチング以外にも自己分析を手伝ってくれたり、応募書類の書き方を教えてくれたりといったメリットもあります。

とはいえ、希望する企業が決まっている場合は、最大のメリットである企業とのマッチングができませんので、希望企業が求人を出しているかどうかを事前に確認しておきましょう

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参考:【決定版】転職先企業の選び方!ニーズ別のポイントを徹底解説

ヘッドハンティングされている

ヘッドハンティングされている企業が複数あり、そのうちどれかに入社する意向がある場合は、転職エージェントを使う必要はありません。

もちろん、ヘッドハンティングされている会社以外にも優良企業は多くありますし、転職エージェントに登録することでそういった会社に転職できる可能性はあります。

しかし、転職エージェントを介するとどうしても時間がかかってしまいますし、ヘッドハンティングされている企業に入社することはメリットも大きいです。

ヘッドハンティングとして自分に声をかけてくれている企業に入社するメリットとして挙げられるのが、自分の能力を理解してくれているということです。求職者側も企業のことをある程度知っている可能性が高いため、転職後の仕事も想像しやすいといえます。

通常の転職では、入社前に思い描いていた仕事ができなかったり、企業からしても思っていたように仕事をしてもらえずに期待外れということもあります。しかし、ヘッドハンティングの場合は自分と企業が相互理解できているため、入社後のミスマッチが起こるリスクが比較的低いといえます

また、ヘッドハンティングの場合、自分で給与や仕事内容といったことについて条件交渉をする余地もあります。そもそも、ある程度相手企業の福利厚生や仕事内容は把握していますし、お互いに自分のスキルや能力もある程度理解しています。

そのため、通常の流れのように企業が主体的に条件を決めるというよりも、対等な条件で、自分と企業双方が納得できる環境にて働くことができるでしょう。

以上の点から、まずはヘッドハンティングしてくれた企業の話をよく聞くことが大切です。その中でイメージと違ったり、思ったような条件ではなかった場合に転職エージェントを検討すればよいでしょう

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関連:転職のベストタイミングはいつ?

非営利団体に入ろうと考えている

非営利団体に入ろうと考えている人も、転職エージェントを利用する優先度は低いでしょう。非営利団体とは、名前の通り営利目的で活動を行っていない市民活動団体のことです。

非営利団体で働いても無償であると勘違いしている方もいますが、非営利団体では活動が営利目的ではなく、利益を配分しないというだけで、利益を上げてはならないということではありません。

非営利団体では職員への給料は経費として支払われます。ただ、非営利団体では無給で活動をしている方もいますので、希望する団体が給与を支払っているかどうかの確認は必要です。

非営利団体を希望する場合に転職エージェントが不要な理由としては、転職エージェントでは非営利団体の求人はあまり取り扱っていないことが挙げられます。希望する団体の求職を支援してもらえないなら、転職エージェントを積極的に使う必要はありません。

また、転職活動を行う多くの人の目的として、給料をアップさせたいという希望があるでしょう。しかし、非営利団体職員の平均年収は基本的には高くない傾向にあります。現在の仕事からキャリアアップしたいという場合も、あまり非営利団体は向いていないでしょう。

なお、非営利団体に入るかどうかは、給与などの条件ではなく、その活動内容や考えに共感できるかどうかが最も重要です。興味があるのであれば、そこに所属する人の話しを聞いたり、ネットなどで調べたり、募集があればまずはボランティアをしてみたりするのがよいでしょう。

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自分が主体的に、自分のペースで活動したい人

転職エージェントを利用すると、担当者と二人三脚で転職活動をすることとなります。

自分の特徴や要望を元に企業を紹介してくれたり、自分と企業を繋いでくれたり、時には面接や履歴書の相談をしてくれたりと、転職を全力でサポートしてくれます。

次のような人にとって、転職エージェントは強い味方となります。

エージェントの利用がおすすめな人
  • 転職活動をどう進めれば分からない
  • 自分にどのようなスキルや長所があるのかがあまり分からない
  • 自分に合う企業を教えてほしい
  • とにかく不安

しかし、求職者の中には自分だけの力で主体的に、また自分のペースで転職活動を進めたいという方もいるでしょう。転職エージェントを利用すると、エージェント側の都合もあるため、自分が完全に主体というわけにはいきません

企業紹介も転職エージェントからの提供を待たなければなりませんし、企業との交渉も基本的には転職エージェント経由となります。相手任せにならざるをえない部分があるため、条件のよい求人を見逃してしまう場合もあるかもしれません。

自分と企業の間にエージェントを挟むため、スピード感に欠けると感じたり、自分の意見があまり企業に伝わらないと感じる人もいます。さらに、転職活動のペースも転職エージェントに大きく影響されます。

一般的に転職エージェントでは利用できる期間は大体3ヵ月程度という縛りがあります。そのため、現在の仕事先にそこまで不満がなく、なんとなく転職先を探している人や、ゆっくりと転職先を探したい人には不向きといえます。

転職エージェント側からしても、「転職したいと思っていない人」に対しては、他の人と比べるとあまり熱心にサポートする必要がないと思うかもしれません。

転職エージェントを使うことは目的ではなく、転職活動を成功させるための手段の一つに過ぎません。自分で日程を決めたい、自分のペースで活動したい、何もかも自分の意思で進めたいといった方は、転職エージェントを利用しない方がよいでしょう。

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目次

転職エージェントは不必要なわけではない

ここまで転職エージェントへの登録がいらない人の特徴について紹介してきましたが、全ての求職者にとって転職エージェントがいらないわけではありません。

多くの求職者からすると転職エージェントを利用することで、転職活動をスムーズに進めることができます。大切なことはメリットとデメリットを把握し、自分に合った転職活動を行なうことです。

参考:転職で年収をアップするコツ

転職エージェント利用のメリット

転職エージェント利用のメリット

それでは、まずは転職エージェントを利用することによるメリットをみていきましょう。

関連:【決定版】転職エージェントおすすめ一覧

第三者視点

転職エージェントを利用すると、キャリアコンサルタントの国家資格を持つ人や、経験豊富な担当者があなたを第三者的な視点でサポートしてくれます

例えば、様々な角度から自分のキャリアや今後どのような仕事をすればよいのかといったことについて、第三者視点にてアドバイスや指導をしてくれます。

自分のことを客観的にみるということは意外と難しい面があります。つい過大評価してしまったり、反対に自分自身を卑下してしまうこともあるかもしれません。しかし、転職先を選定する際には第三者視点を持って自分を客観的にみつめることが大切となります。

転職エージェントを利用すると、キャリアのプロの視点から、公平に能力を判断してくれたり、時には自分でも気づかない仕事への適正を見出してくれることもあります

また、データや経験を元にしたアドバイスもしてくれます。希望する業界や企業についての平均年収や仕事内容、社風といったことについても、一歩引いた目線から事実を伝えてくれるでしょう。

第三者的な視点で転職活動を行うことで、周りが見えずに将来自分にとって良くない環境となる企業に就職することを防げたり、採用される確率を上げることができたり、就業後の様々なミスマッチを事前に防ぐことにつながります。

自分では気づいていなかった重要なことを発見したり、今後の転職活動の柱を見つけられることもあるでしょう。

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参考:キャリア選択で重要なことは?

手続きの代行・支援

転職活動を行うと、手続きや調整に思いのほか時間がかかることに気づくでしょう。

数ある求人票の中から自分が希望する企業の取捨選択、希望企業への選考への応募、履歴書の作成、面接日程のスケジューリングなど、意外と手間がかかるものです。

今の仕事を行いながら次の仕事を探す場合も多いですが、やるべき手続きが多いとなかなか転職活動が進まなかったり、不手際で相手先の企業に迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。

転職エージェントを利用すると、これら面倒な手続きの代行や支援を受けることができます。

本来自分が行うことの一部の役割を担ってくれますので、ミスを防止できるとともに、志望する企業の面接などに集中することができるでしょう。

また、転職エージェントは様々な交渉も自分に代わって行ってくれます。

給与交渉などはなかなか自分からはしづらい部分ですが、転職エージェントが代行してくれることで、いいたいことも代わりに伝えてくれ、交渉も自分が直接するよりもスムーズにいきやすい可能性が高いです。

自分の時間というリソースを効率的に使うことは、転職活動を成功させる第一歩といえるかもしれません。

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関連:転職活動で仕事を休みたいときに使える理由7選

非公開求人を扱っている

転職エージェント利用のメリットの一つに一般には公開していない非公開の求人について扱っている点があります。非公開求人を応募の対象とすることで、選択肢の幅を広げることにもなりますし、非公開求人ならではのメリットもあります。

非公開求人は優良企業や大企業が利用することも多いですが、一般的に公開していませんので、ライバルが少ないことが特徴の一つです。

企業側の狙いとしては、一般公開すると優秀な人以外でも多くの求職者が応募し、対応が大変となるため、非公開にしているという場合があります。非公開求人には幹部クラスの求人も多くありますが、幹部クラスとなると年収が高く、好条件が見込まれます。

非公開の求人を多く扱っている転職エージェントは、それだけ企業から信用されているともいえます。非公開求人は、紹介する転職エージェントとしても特に信頼できる求職者を企業に紹介する傾向があります。

理由としては、転職エージェントとしても、非公開求人については特にしっかりとお勧めできる人を紹介しないと、企業との今後の付き合いに影響を及ぼしてしまう可能性もあるためです。

非公開求人を提案されたら自信を持つとともに、しっかりと内容を確認していきましょう。なお、非公開求人は求められるスキルが高い傾向があり、求職者のスキルによっては紹介してもらえない場合もあることに注意が必要です。

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何度でも相談できる

転職エージェントは無料で何度でも相談することができます。そして相談内容も転職に関わることなら、基本的になんでも大丈夫です。代表的なものは自分のキャリアについてや転職候補先の条件などです。

まず自分のキャリアについてですが、一人で将来について考えていると不安は下記の様に多岐に渡ります。

よくある将来の不安
  • 今の不況で転職できるのか
  • 本当に今の会社を辞めても大丈夫か
  • 転職先ではどのようなキャリアを歩むことになるのか

このような色々な悩みについても、プロの転職エージェントの担当者は過去の経験や現在や今後の社会状況などから、転職を軸に丁寧なアドバイスをしてくれます

おすすめ:キャリア相談に特化したサービス

転職エージェントは自分の能力を120%活かせる企業を紹介してくれたり、親身になって将来を考えてくれることで、自分でも見落としていた可能性を見つけてくれることもあります。

転職したいと考えるようになった経緯や求職者自身の背景を聞いてくれ、単に条件面だけではなく総合的にそれぞれの求職者にとって良い環境が手に入るようにアドバイスをしてくれるでしょう。

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書類・面接対策をしてくれる

応募書類の添削や面接対策といった面においても、転職エージェントを利用するメリットがあります。

転職エージェントを利用していないと、通常は応募書類の準備も面接対策も自分の力で行わなくてはなりません。世の中には情報が溢れていますので、インターネットで調べれば一般的な応募書類のコツや面接対策は学ぶことはできるでしょう。

ただ、それが全ての人に必ず当てはまるかというとそうではありません。求職者も企業も千差万別ですので、やはり個別に適切な準備や対応をした方がよいといえます。

書類作成対策

応募書類については、履歴書や職務経歴書といった転職活動に必須なものについて、エージェントが事細かにアドバイスをしてくれます。求職者の今までの経歴やスキル、人柄などを十分にヒアリングをしたうえで、企業にとって魅力的な応募書類を作成してくことが可能です。

転職活動の第一歩は書類選考を通過することです。本当は優秀でスキルもあるのに、それが第一関門の書類で企業に伝えきれずに書類で落とされることも大いにあります。

転職エージェントを利用すると、経験豊富な転職エージェントの担当者がプロ目線で適切な応募書類の作成を補助してくれるので、書類審査を通過できる可能性を上げることが見込めます。

関連:履歴書・職務経歴書の書き方のポイントとは?

面接対策

書類審査を通過した後は、多くの場合面接が待っています。在職中はなかなか面接を受けるという機会もなく、いざ転職活動の試験という形で面接を受けると上手くいかないこともあるでしょう。

転職エージェントでは、面接対策として模擬面接をしてくれたり、実際の面接でその企業がどのような人材を求めているのか、こういう回答をすれば好印象であるといったことを教えてくれます

多くの場合、過去に志望する企業が面接でどういう質問をしているかといったデータをエージェントが保有していますので、面接のポイントをつかむことができるでしょう。そして、模擬面接のあとにはフィードバックがあります。

模擬面接で話した内容について、より適切な表現を教えてくれたり、話す際の癖を是正してくれたりと、様々なアドバイスをしてくれるはずです。こういった模擬面接での練習は必ず実際の面接でも役に立ち、採用される確率も上げることができるでしょう。

練習では本番を想定し、そして本番では練習を思い出すことで、緊張しがちな面接においても本来の力を発揮することができます。

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企業の内部事情を知れる

転職活動において、企業の情報を知ることはとても重要です。特に調べてもなかなか見つからない内部事情について事前に把握しておくことは、入社後のミスマッチを防ぐ対策になったり、スタートダッシュにつながったりするでしょう。

転職エージェントは求職者だけでなく、もちろん企業とも深いかかわりがあります。普段から企業側の担当者ともコミュニケーションを密にとっていることが多いです。

企業の状況や求める人物像、入社後の与えられる役割、そして時には今後の企業動向に話が及ぶこともあるでしょう。

企業や役員がどのような人で、どういう考えを持っているのかを説明してくれたり、社風や社員の雰囲気などについても教えてくれたりすることがあります。経営層の考えや社風というのは、働く上で時に給与以上に重要な要素となります。

なぜなら、経営層の考えは今後の会社経営に大きな影響を与えますし、社風次第で自分にとって働きやすい環境かどうかを見極めることにも繋がるためです。

社風というのは一朝一夕で作られるわけではなく、多くの場合は社長をはじめ社員全体で作り上げ、いつの間にか形成されているものです。そんな社風が合う合わないというのは、長い時間を捧げる勤務先を選定するに当たって非常に重要なポイントでしょう。

働く上で重要な企業の内部事情ですが、自分一人の力ではなかなか正確に情報を掴めないものです。希望する企業に直接聞ける知り合いがいることはまれですし、インターネット上の情報も必ずしも正しいとはいえません。

転職エージェントを活用することで、希望する企業の内部事情を事前に知り、面接などの対策ができるとともに、本当に自分に合っているのか、希望する企業なのかどうかを検討することができます

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転職エージェント利用のデメリット

転職エージェント利用のデメリット

続いて、転職エージェントのデメリットを紹介していきます。

求職者目線に立たないエージェントがいる

転職エージェントを利用する際には自分の担当者がサポートをしてくれますが、担当者の能力や経験は千差万別です。

転職エージェントによっては社員教育や研修を充実させ、全員が高いレベルの仕事ができるようにサポートしていることもあります。ただ、やはり能力や仕事の進め方、そして求職者に寄り添ってくれるかどうかは担当者の力量次第の部分があるといわざるを得ません

多くの転職エージェントでは求職者目線で、どうすれば求職者の望みを叶えられるのか、求職者に合った仕事は何かを考え、とかして求職者が希望する企業に就職させたいと全力を尽くしてくれます。

とはいえ、やはり中には残念ながらそうではない転職エージェントも存在します。そうなってしまう理由の一つに、転職エージェントはボランティアでは無いということが挙げられます。

転職エージェントを求職者が利用する場合、基本的には無料です。それではどのように売上を出すのかというと、転職エージェントが紹介した企業に求職者が入社したタイミングで、その企業から成功報酬が支払われるというものがほとんどです。

転職エージェントからすると、色々な手間をかけたとしても、結局求職者の入社までこぎつけなければ、利益をあげることができないのです。そのため、どうにか利益をあげようとし、求職者が望まないような企業への入社を強引に勧めるという場合もあります。

ゆっくりと時間をかけて企業を選びたいのに、どんどんとハイペースで面接を入れられたり、自分の希望する業種ではない企業をずっと勧めてくる場合があります。

もちろん、ボランティアでは無く、企業と求職者が「入社」という形でマッチングすることが目標であるがゆえに、転職エージェントも本気で取り組んでくれているという側面はあります。

もしも転職エージェントがボランティアであれば、そこでは働く人達の意識もそれほど高くないかもしれません。

基本的に多くの場合は転職エージェントは求職者のために全力で取り組んでくれます。それでも中には自分に寄り添わずに転職エージェントの利益を最優先させてしまう企業もあるということは認識しておきましょう。

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条件交渉がしにくい

転職エージェントは給与や働き方の条件について求職者と企業の間に立って条件交渉をしてくれます。業界や企業の事情に詳しいため、突飛なものではなく、常識的で妥当な線での交渉をしてくれるでしょう。

経験豊富なエージェントの担当者に任せることで、条件交渉が上手くいくこともあります。しかし一方で、自分だけで条件交渉をした方が良い結果が得られる場合があります。何個か例をあげてみていきましょう。

自分の意図が伝わりづらい

交渉を直接できないことにより、自分の意見が上手く伝わらないことがあります。どうしても自分で直接伝えているわけではないため、細かいニュアンスまで企業側に届かない場合もあるでしょう。

年収よりも働きがいを重視したいのに興味のない仕事を紹介されたり、残業が少ない企業を希望だと話しているのに、面接で残業が多い前提で話が進んでしまったりすることがあります。特にエージェントの担当者が自分と合わなかった際に、その危険が高まります。

スピード感が損なわれる

スピード感が損なわれたりする場合があります。自分と企業の間にエージェントの担当者がいるぶん、企業に伝わるまでの時間がかかってしまいます。

エージェントの担当者も自分以外の求職者の対応などで多忙なため、直接交渉するよりも相手からの返事も時間がかかることを覚悟しておきましょう。

交渉が上手くいかない

自分の担当者が交渉下手な場合、自分で行った方が上手くいくのにともどかしさを感じることもあるでしょう。

また、交渉を任せきりにしてしまうと、いつの間にか自分が望む内容と全く異なる条件になってしまうリスクがあります。交渉してもらう際にははっきりと自分の希望を伝えるとともに、できれば期限を設けつつ進捗も都度確認しておきましょう。

転職エージェントを介さずに自分で条件交渉をする際にも、いくつか注意点があります。

まず、応募先の業種や職種の相場を把握しておくことが挙げられます。相場からかけ離れた条件を提示してしまうと、常識が無いと思われて採用自体見送られてしまいかねません。

給料面で交渉する際には、自分の経験やスキルがその条件に当てはまるかどうかを事前に検証しておくことも重要です。具体的な金額を交渉する際には、しっかりとその根拠を聞かれた際には答えられるようにしておきましょう。

また、条件交渉をする際には電話やメールではなく直接、また丁寧な態度で相手に敬意を払いながら行うことが必要です。たとえどれだけ自分に自信があったとしても、高圧的だったり馬鹿にしたような態度は絶対にしてはなりません。

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自分のペースで転職活動ができない

転職エージェントを利用すると、キャリアコンサルタントと常にやり取りをしながら転職活動を進めていきます。

自分の思い通りというわけにはいきませんし、自分の意見を聞きながら、転職エージェント側が率先して企業を紹介してくれたり、自己分析を進めてくれることもあるでしょう。

上手くいく場合ももちろんありますが、自分のペースで転職活動を行えないことをストレスに感じることもあります

例えば、多くの場合転職エージェントでは求職者のことをより把握するために様々な角度からヒアリングを実施します。求職者の人柄や今までの経験、保有スキルなどをある程度の時間をかけて行い、その上で求職者とマッチする企業を探すという流れになります。

早く求人を見て良さそうなところに応募したいという考えを持つ人の場合、なかなか応募まで進まないことにペースが遅いと感じるかもしれません。ペースが遅いと感じる場合もありますが、反対にじっくりと企業を選びたいのに、どんどんと紹介されて焦ってしまうケースもあります。

転職エージェントからすると求職者がどこかの企業に入社しないと利益が出ないため、早く転職させようと次々に企業を紹介してくるような場合です。

エージェントの担当者に与えられたノルマや目先の利益を背景に、求職者が望まない企業を強引に短期間で勧めてくるような転職エージェントには注意が必要です

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期間の縛りがある場合が多い

多くの転職エージェントでは「サポートするのは利用開始から3ヵ月まで」といったように期間の縛りがあります。

期間を設けている理由は転職エージェントによりますが、やはり主な理由は転職エージェントが利益を発生させるには、とにかく求職者が自社の紹介により入社する必要があるためです。

転職エージェントからすると、いつまでもだらだらと登録をされていてサポートだけしていても、結局転職が上手くいかなかった場合の損失が大きいです。

また、一般的に転職活動自体も3ヵ月程度と言われています。この理由は求人を出している企業の採用スケジュールとして、だいたい求人を出してから入社まで3ヵ月程度という背景があります。

転職エージェントを利用できる3ヵ月の間に転職を成功させるには、求職者自身のやる気はもちろん、担当するキャリアコンサルタントとの相性や実際に動き始めるタイミングの速さなども重要になってきます。

そして、限られた期間の中で計画的に準備をしていっても、どこかで歯車が狂うこともあるでしょう。その場合には求職者だけでなくエージェントの担当者も同じ様に焦ってしまい、あまりお勧めできない求人を紹介してきたり、態度が雑になってくると感じることもあるかもしれません。

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転職エージェントを使わない転職方法とは?

転職エージェントはメリットも大きいですが、デメリットもあり、人によっては使わない方がよい場合があります。

転職エージェントはあくまでも手段ですので、必ずしも使わなければ希望する転職ができないとは限りません。それでは、転職エージェントを使わない場合、どのように転職活動を続けていくのかを解説していきます。

転職サイトを利用する

転職サイトと転職エージェントの違い

転職の際に転職エージェントと同じくよく利用されているのが転職サイトです。転職サイトとは、主にインターネットに掲載されている求人を掲載しているサービスのことで、基本的には無料で利用することができます。

転職エージェントとは異なり、特に自分にアドバイスをしてくれたり活動をサポートしてくれる人がいるわけではなく、あくまでも自分で条件に合う企業を探すスタイルです。

転職サイトを利用するメリットとしては、自分のペースで好きな時に好きな条件の求人を探すことができる点が挙げられます

現職が忙しいときには活動を控え、時間があるときに積極的に求人を探して活動するといったように、フレキシブルに動けることが魅力といえます。また、転職サイトの機能を通して希望する企業と面接の調整やメッセージでやり取りを行える場合も多いです。

一般的には、転職サイトで気になった案件に対してはサイト上で応募できるように設計されていますので、転職エージェントの様に自分の担当者を介さずとも、スピーディーに応募をすることができるでしょう。

デメリットとしては、基本的には全て自分で活動をしなければならないということです。どんな企業が合っているのか、どのような企業に応募して面接するのかなど、自分一人で判断する必要があります。

求人だけみてもその企業の実態はなかなか掴みづらいものです。求人情報にはいいことばかり書いていて魅力的だと思っても、いざ働いてみると想定と違っていたということもありえます。

転職エージェントのように第三者によるアドバイスも受けられませんが、自分のペースで、そして自分の意思で主体的に転職活動を行いたい人にとってはやりやすい方法といえるでしょう。

参考:転職サイトとエージェントの違い

ハローワークに登録する

ハローワークとは、正式名称を「公共職業安定所(職安)」といい、厚生労働省が設置した公的機関です。イメージとしては地方が運営する、昔ながらの転職エージェントのような感じです。無料で登録でき、地元の求人を多く取り扱っている点に特徴があります。

ハローワークだけにしか求人を出さないような企業もありますので、登録しておいて損はありません。また、多くのハローワークには専門援助部門という、障がい者福祉制度・サービスの一環とした部門が設置されています。

そこでは障がいを持つ人が働きやすい仕事や企業を教えてもらえたり、反対に企業に対して障がいに関する情報や配慮を教えたりしています。さらに、ハローワークでは履歴書の書き方や面接についてアドバイスをしてくれます。

無料で利用できる反面、ハローワークで働く職員の中には、残念ながら事務的であまり求職者に寄り添わない人や昔ながらの価値観しか持っていない人がいることもあります。

アドバイスを求めても、あまり参考にならなかったり「自分で考えて」と言われ、教えてもらえないこともあるかもしれません。営業時間が平日の昼に限定されていることがほとんどという点も、使いづらいと感じる人もいるでしょう。

ハローワークでの求職活動に向いている人は、色々な業種や仕事からまんべんなく探したい人、全国的な大企業よりも地元の中小企業で働くことを希望している人です。反対に、大企業に狙いを定めている人、給与や労働時間などで望む条件が高い人、高い専門性や資格を活かしたい人などはあまり向いていません

なお、会社を辞めた後に転職活動を行う場合、次の仕事が決まるまでの一定期間は失業手当を受け取ることができます。その申請はハローワークで行いますので、離職後に転職をする場合は手続きをする際にハローワークの雰囲気を確認してもよいでしょう。

直接応募する

企業によっては、自社のホームページなどに採用情報を掲載していることがありますので、そこから直接応募する方法があります。人気企業でなければライバルが少なく、とんとん拍子に採用される場合もあります。

また、企業と直接連絡を取り合うので、電話やメールなどのやり取りの中で熱意が認められ、高評価をもらえることもあります。自らをアピールしやすい点はメリットといえるでしょう。

一方で、人気企業であれば応募者が殺到して競争率が高くなる傾向があります。また、自社のホームページでの募集では特定の職種に絞った形であることが多いです。自分がそのスキルを保有していれば大いに武器になりますが、そうでない場合はかなり厳しいでしょう。

また、転職サイトや転職エージェントとは違い、ホームページ上の情報は十分ではないことがあります。給与や休日、福利厚生といった点が不明確のまま面接に臨むこともありえます。

応募書類や面接の内容はもちろん、誰も希望する企業に新しい情報が掲載されたといったことなどは教えてくれません。何週間かぶりに確認したらいつの間にか募集が終了ということにもなりかねませんので、直接応募を検討する場合は頻繁にホームページを確認する癖をつけておきましょう。

参考:未経験職種への転職成功のポイントとは?

知り合いのつてを頼る

希望する企業に現在務めている社員などから紹介してもらい、入社する方法です。そういったつながりがある前提ですが、自分が信頼している人が勧めてくれる会社で働けるため安心感があります。

事前にその知り合いから社風や条件を確認できますし、いい面や悪い面も知ることができるので入社後のギャップが生じづらくなります。

企業からしても「○○さんの紹介だから安心」といったように、スムーズに採用までいける可能性も高くなります。現在は少子高齢化の影響もあり多くの企業では人手不足ですので、このような方法も注目されてきています。

注意すべき点としては、入社後すぐ辞めてしまったり、勤務態度に問題があると、紹介者にも迷惑をかけてしまいかねないという点です。もしもそうなってしまうと、紹介者とのその後の関係悪化にも繋がってしまいます。

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迷うなら転職エージェントを活用するのがおすすめ

迷うならエージェントを活用するのがおすすめ

ここまで転職エージェントのメリットやデメリット、そして転職エージェントを必要としない人の特徴について解説してきました。自分にとって転職エージェントを使った方がよいのかどうかをしっかり判断していきましょう。

ただ、やはり実際に体験してみないと分からないことが多いです。そのため、もしも迷っているならまずは転職エージェントに登録してみることをおすすめします。転職エージェントのサービスは全て無料で受けることが可能です。

転職エージェントは転職活動のプロですので、たとえ転職活動が上手くいかなかったとしても、そこで学べるノウハウや知識もあることでしょう。とりあえず登録してみて、合わないと思えばその時点で転職エージェントの利用を止めることも可能です。

ただ、転職エージェントによっては個別に色々な規則により、途中まで進んだ選考の辞退ができない場合もあるので注意が必要です。ルールやマナーに沿って、上手く試してみましょう。

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転職エージェントは複数利用するのが吉

転職エージェントは複数利用が吉

転職エージェントはそれぞれで特徴を持っています。ハイクラス求人に特化しているところ、大企業に強みをもつところ、ベンチャーや中小企業がメインなところなど様々です。また、そこで働くエージェントの担当者の能力や個性も多種多様です。

そういった中で、利用する前から一つの転職エージェントに絞って活動をすると、自分に合わなかったり、良い企業を紹介してもらえないかもしれません。転職エージェントによっては、そのエージェントでしか扱っていない非公開求人を抱えていることもあります。

そのため、転職エージェントは複数利用するのがポイントです。並行していくつかの転職エージェントを活用することで、色々な企業の求人をみることができますし、自分の視野も広がり、やりたいことやキャリアプランもみえてくることがあります。

また、複数利用して比較をしていく中で自分に合ったエージェントの担当者を見つけることもできるでしょう。ただし、同じ求人情報に複数の転職エージェントから応募しないように気をつけましょう。

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まとめ

以前よりは転職が当たり前になってきているとはいえ、やはり多くの人にとって転職は人生の大きな転機です。

転職エージェントは求職者と企業を結び付けてくれる頼もしい存在ですが、登録したからといって100%上手くいくとは限りません。メリットとデメリットをよく考えた上で、後悔が無い選択をしていきましょう。

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経歴:国が発表している統計情報や転職エージェントとのやり取りから考えた、「戦略的な転職」1回で年収を2倍に。

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