30代の転職エージェント・転職サイトを比較|20サービスの選び方・未経験・2025年の統計

30代の転職エージェント・転職サイトのアイキャッチ

本記事はプロモーションを含みます。

30代の転職サービスは、「転職で何をしたいか」で選ぶのが近道です。目的別の候補は次のとおりです(詳しくは下の表)。

  • 求人の紹介を受けたい:doda・マイナビ転職エージェント・リクルートエージェント(総合型)
  • 未経験の職種・業界も考えたい:30代の未経験の転職を解説する9社と、公的な職業訓練
  • キャリアの方向から相談したい:アサイン(20代-30代向けを掲げる)
  • ハイクラス・外資系:LHH転職エージェント・JACリクルートメント・パソナキャリア・ランスタッド/アージスジャパン・エンワールド
  • 声がかかるのを待つ:doda X・ビズリーチ・ミイダス・リクルートダイレクトスカウト(スカウト)
  • 自分で求人を探す:エン転職・マイナビ転職・ミドルの転職・リクナビNEXT(求人サイト)

迷ったら、総合型から1つと、目的に合う型から1つの、2〜3つで始める方法があります(編集部の見方)。

主な転職エージェント・スカウト・求人サイトの39サービスを公式サイトで調べ、30代の転職やキャリアの案内があった20サービスを同じ項目で比べました。点数や順位は付けていません。

この記事の各社の情報は、2026年10月25日に各社の公式サイトで確かめた時点のものです(ヒューレックスは10月30日)。求人数は日々変わります。

AGENDA
  1. 結論:30代の転職サービスは目的で選ぶ
  2. 20サービスを比較(公式サイトの記載)
    1. まず一覧で:型・面談・費用
    2. 公式が案内する対象(30代の案内)と求人数
    3. 拠点・申し込んだあと・許可番号
    4. 厚生労働省のサイトに載っている紹介の実績(転職エージェント12社)
  3. 20サービスの特徴(公式サイトの記載)
    1. doda:求人検索も使いながら紹介を受けたい人に
    2. マイナビ転職エージェント:面談の場所と方法を選びたい人に
    3. リクルートエージェント:職種をしぼる前に求人の紹介を受けたい人に
    4. type転職エージェント:首都圏でIT・営業の求人を探す人に
    5. ヒューレックス:地元や地方の企業への転職を相談したい人に
    6. アサイン:次に進む業界や職種から相談したい人に
    7. LHH転職エージェント:年収のほか働き方や価値観も相談したい人に
    8. JACリクルートメント:管理職・専門職の経験を生かしたい人に
    9. パソナキャリア:地方でもハイクラスの求人を相談したい人に
    10. ランスタッド:面接まで手厚く支援を受けたい人に
    11. アージスジャパン:外資系・日系グローバル企業へ移りたい人に
    12. エンワールド:英語を生かす求人も英語不問の求人も探したい人に
    13. doda X:ハイクラスのスカウトとヘッドハンターの提案を受けたい人に
    14. ビズリーチ:企業やヘッドハンターからの声のかかり方を見たい人に
    15. ミイダス:診断の結果からスカウトを受けたい人に
    16. リクルートダイレクトスカウト:企業と転職エージェントの両方から声を集めたい人に
    17. エン転職:求人を自分で探し、面接の準備の情報も使いたい人に
    18. マイナビ転職:企業の求人に直接応募したい人に
    19. ミドルの転職:30〜50代向けの求人を自分で探したい人に
    20. リクナビNEXT:求人を幅広く見ながら企業からのオファーも受けたい人に
  4. 30代で未経験の職種・業界に移りたいとき
  5. 無料で使える公的な窓口と職業訓練
  6. 30代の転職を公的統計で見る(2025年)
  7. 30代の転職で準備すること
  8. よくある質問
  9. 最後に:2〜3つで始めるなら、申し込み先
  10. この記事の比較について
    1. 参考資料

結論:30代の転職サービスは目的で選ぶ

したいこと候補(公式の記載)選ぶときに見ること
求人の紹介と書類・面接の支援を受けたい(職種をしぼり切れていない)doda・マイナビ転職エージェント・リクルートエージェント(総合型)面談の方法と申し込んだあとの連絡が会社ごとに違う(比較の表)
未経験の職種・業界も考えたい30代の未経験の転職を扱う記事・節あり:マイナビ転職エージェント・リクルートエージェント・ヒューレックス・パソナキャリア・アージスジャパン・ビズリーチ・リクルートダイレクトスカウト・エン転職・ミドルの転職・公的な職業訓練9社中8社が、これまでの経験のうち次の仕事でも使える点を示すよう書いている(未経験の節)
次に進む業界や職種から相談したいアサイン(「20代-30代ハイエンド特化」と掲げる)最初の面談は求人の紹介ではなく、キャリアプランの提案から始めると案内している
管理職・専門職の経験を生かして、ハイクラスの求人を探したいLHH転職エージェント・JACリクルートメント・パソナキャリア・ランスタッド(ハイクラス型)JACは、求人の大半が同じ職種・業界で年齢に応じた年数の実務経験を求めると回答
外資系・グローバル企業に移りたいアージスジャパン・エンワールド(ほかの外資系の会社は外資系の転職エージェントの比較)どちらも、紹介できる求人がある・用意できた時点で連絡する流れ(申し込んだあとの表)
首都圏(一都三県)で、IT・営業の求人を探したいtype転職エージェント勤務地と職種が合うかを先に見る(首都圏の外で探すなら総合型から)
すぐには動かず、声のかかり方を見たいdoda X・ビズリーチ・ミイダス・リクルートダイレクトスカウト(スカウト)4社とも、職務経歴書(レジュメ)を見せたくない企業を設定できると案内している(準備の表)
まず求人を見て、自分で応募したいエン転職・マイナビ転職・ミドルの転職・リクナビNEXT(求人サイト)・doda(求人検索)・ハローワーク求人サイトでは、応募書類の作成や日程の調整を自分で進める(ハローワークは応募書類や面接の助言もしている)
地元・地方で探したい地方の求人や拠点を公式に案内:パソナキャリア(47都道府県に拠点)・JACリクルートメント(首都圏以外の求人も扱う)・マイナビ転職エージェント(面談場所を全国各地に用意)・LHH転職エージェント(日本各地にオフィスを展開)・リクルートエージェント(オンライン・電話の面談で全国どこに住む人にも提供できると案内)・ヒューレックス(「地方に強い転職エージェント」と案内)・ハローワークJACは、希望勤務地によっては求人が少ない場合もあると回答。拠点がない地域はオンラインや電話の面談を使う
転職するかを決める前に相談したい国のキャリア相談(キャリア形成・リスキリング支援センター)・ハローワーク・type転職エージェント(転職相談会)・doda X国の窓口は無料で、求人の紹介を前提にしない相談。typeは「転職するか決まっていなくても相談は可能」、doda Xは「情報収集・相談だけでもOK」と案内している

総合型の3社の申し込み先は次のとおりです(50音順)。

3社とも無料と案内しています。申し込んだあとの最初の連絡の目安は、dodaはキャリアカウンセリングまで2週間程度かかることがある(担当のキャリアアドバイザーが付いた場合)、マイナビ転職エージェントは通常3営業日以内にメールか電話、リクルートエージェントは1〜7日程度で電話かメール、と公式に書かれています。

(PR)は当サイトが紹介料を受け取るリンクで、(PR)の無いボタンは当サイトが提携していない会社の公式サイトへの普通のリンクです。成果リンクの有無では選んでいません。

目次

20サービスを比較(公式サイトの記載)

比べたのは、転職エージェント12社(総合型3・首都圏1・地方1・20〜30代向け1・ハイクラス型4・外資系2)、スカウト4つ、求人サイト4つです。型ごとに分け、型の中は50音順に並べました。「記載なし」は確かめたページに書いていないという意味で、できないという意味ではありません。申し込むときに確かめてください。

まず一覧で:型・面談・費用

スクロールできます
サービス(型)面談の方法
doda
求人サイト+総合型
オンライン・電話
マイナビ転職エージェント
総合型
Web・対面・電話
リクルートエージェント
総合型
オンライン・電話
type転職エージェント
首都圏・IT・営業
電話・オンライン・対面
ヒューレックス
地方
1対1(遠方は電話も。U・Iターンの相談は電話か来社)
アサイン
20〜30代向け
Web(担当者の予約画面の案内)
LHH転職エージェント
ハイクラス
Web・電話(土日・夜間も可)
JACリクルートメント
ハイクラス
来社・WEB・電話
パソナキャリア
ハイクラス
来社・電話・Web
ランスタッド
ハイクラス
記載なし(平日の夜間も受け付け・遠隔地は電話も可)
アージスジャパン
外資系
対面が基本(遠方などは電話・メール等)
エンワールド
外資系
WEB・電話(希望すれば来社)
doda X
スカウト
スカウトの相手と
ビズリーチ
スカウト
スカウトの相手と
ミイダス
スカウト(アプリ)
スカウトの相手と
リクルートダイレクトスカウト
スカウト
スカウトの相手と
エン転職
求人サイト
応募先と
マイナビ転職
求人サイト
応募先の企業と
ミドルの転職
求人サイト
応募先と
リクナビNEXT
求人サイト
応募先の企業と

費用:転職エージェント12社は、職業安定法で原則として求職者から手数料を取れません(よくある質問)。スカウト・求人サイトは、エン転職・マイナビ転職が無料、doda X・リクルートダイレクトスカウト・ミドルの転職・リクナビNEXTが登録は無料、ミイダスが診断は無料と表示し、ビズリーチは無料プランと有料プランがあります(各社の節)。面談の方法は各社の案内のとおりです。

公式が案内する対象(30代の案内)と求人数

サービス公式が案内する対象と30代の案内求人数(公式の表示)
dodaパーソルキャリアが運営。30代向けの転職エージェントの活用法のページあり公開求人287,495件(2026年10月22日更新)
マイナビ転職エージェントマイナビが運営する総合型の転職エージェント。「30代の転職の方へ」のページあり現在の公開求人数155,607件(10月25日の表示)
リクルートエージェント(PR)書類の添削・面接対策・年収交渉まで支援すると案内。30代の転職傾向の記事あり公開求人約82万件・非公開求人約24万件(2026年9月29日時点。採用予定数での表示)
type転職エージェント(PR)一都三県、ITエンジニア・営業職・ハイキャリアの求人・転職に強いと案内。年代別の転職のタイミングの解説に30代の節あり求人総数37,737件・非公開求人26,984件(10月25日更新)
ヒューレックス(PR)地方優良企業の求人を多く扱い、幅広い業界の人が利用できると回答。地域転職コラムに30代の転職の記事あり求人検索の全件30,152件(10月30日の表示)。非公開求人を8割近く持つと案内
アサイン(PR)「20代-30代ハイエンド特化」と掲げる。「ハイエンド」の基準と年齢の上限は記載なし記載なし
LHH転職エージェントアデコグループのハイクラス転職。営業職(30代)の職務経歴書の書き方の記事あり求人検索の全件20,913件(10月25日の表示)
JACリクルートメント(PR)ハイクラス転職に特化と案内。30代のハイクラス転職の解説あり求人検索の件数61,358件(10月25日の表示)
パソナキャリア求人の約半数が年収800万円以上と記載。30代のハイクラス転職・30代後半の転職の記事あり公開求人情報総数54,131件(10月25日更新)
ランスタッド(PR)若手から年収800万円以上のエグゼクティブ・管理職までと案内。転職コラムに30代向けのキャリアプランの記事あり掲載件数4,339件(10月25日の表示)
アージスジャパン外資系・日系グローバル企業。登録の制限はないと回答。「30代の転職成功ガイド」の記事あり求人検索の全件4,207件(10月25日の表示)
エンワールド(PR)外資系・日系グローバル企業の求人。年齢の制限は設けていないと回答。30代で外資系企業に転職する解説あり求人検索の全件1,205件(10月25日の表示)
doda Xdodaが始めたハイクラス転職サービス。記事一覧に「30代でハイクラス転職は可能?」と「#30代転職」の分類あり年収600万円以上の求人116,543件(10月26日の表示)
ビズリーチ経営幹部・管理職などのプロフェッショナル人材向け。30代の転職のコラムあり記載なし(年収1,000万円以上の求人が5割以上〔2026年1月末時点〕)
ミイダス(PR)診断の結果をもとにスカウトが届く転職アプリ。マガジンに「30代転職」の分類あり記載なし(利用企業447,743社と表示)
リクルートダイレクトスカウトハイクラス転職のスカウトサービス。30代の転職活動のポイントの記事あり記載なし
エン転職エン株式会社の求人サイト。30代の転職の解説の記事あり全体の件数の表示なし(新着870件と表示)
マイナビ転職マイナビの求人サイト。「30代活躍中」の求人一覧あり掲載求人数61,961件
ミドルの転職30代・40代・50代のハイクラス転職サイト。Q&Aに30代の転職の質問あり30代、40代、50代を求める厳選求人414,961件以上(10月25日更新)
リクナビNEXT求人サイト。転職成功ノウハウに【30代】の転職活動のポイントの節あり(2023年9月更新)掲載求人数1,865,000件以上

求人数は各社の表示のままです。数え方が会社ごとに違う(リクルートエージェントは採用予定数で表示)ので、件数どうしでは比べられません。

拠点・申し込んだあと・許可番号

サービス拠点・地域申し込んだあとに起きること許可・届出の番号(運営会社)
doda記載なしカウンセリングまで2週間程度かかることがある。担当が付いた場合に限る。提携エージェントの案内もある13-ユ-304785・51-募-000144(パーソルキャリア株式会社)
マイナビ転職エージェント面談場所を全国各地に用意通常3営業日以内にメールか電話で次の案内13-ユ-080554(株式会社マイナビ)
リクルートエージェント東京本社と16の支社1〜7日程度で電話かメールで連絡。求人の状況によっては面談や相談が難しい場合あり13-ユ-317880(株式会社インディードリクルートパートナーズ)
type転職エージェント東京都港区赤坂のオフィス(面談場所の案内)連絡までの日数は記載なし13-ユ-040429(株式会社キャリアデザインセンター)
ヒューレックス仙台本社・東京本社と、札幌・名古屋・関西・中四国・福岡の支社(会社概要)よくある質問では申し込み後3営業日以内に連絡、サービスの流れでは登録後に面談の日程を調整する連絡、と案内04-ユ-010088(ヒューレックス株式会社)
アサイン東京本社と大阪支社(会社概要)。人材サービス総合サイトには仙台・名古屋の支社も載っている初回の面談(30分〜1時間)のあと、2回目の面談・選考対策へ進む13-ユ-308560(株式会社アサイン)
LHH転職エージェント日本各地にオフィスを展開と案内(拠点情報)職務経歴と希望に合う仕事が見つかり次第、カウンセリングの連絡(日数の記載なし)13-ユ-010386(アデコ株式会社)
JACリクルートメント首都圏以外の求人も扱い、全国に支店1週間程度で求人の有無を確かめ、すぐ紹介できる求人がある場合に面談。ないときはその旨のメールが届き、その後に紹介できる求人が入れば改めて連絡13-ユ-010227(株式会社ジェイエイシーリクルートメント)
パソナキャリア全国47都道府県に拠点原則2営業日以内に電話かメールで連絡(1週間前後かかることも)13-ユ-010444(株式会社パソナ)
ランスタッド記載なし経験や求人の状況によっては、コンサルティングや求人紹介が難しい場合あり13-ユ-010554(ランスタッド株式会社)
アージスジャパン東京(千代田区)と大阪に事業所紹介できる求人を用意できた時点で連絡(日数の記載なし)13-ユ-040263(株式会社アージスジャパン)
エンワールド東京・大阪・名古屋にオフィス(拠点一覧)紹介できる案件がある場合に5営業日以内にメールか電話13-ユ-010605(エンワールド・ジャパン株式会社)
doda X記載なし企業やヘッドハンターからスカウトや求人が届く。連絡先は応募や面談希望をするまで公開されない13-ユ-304785・51-募-000144(パーソルキャリア株式会社)
ビズリーチ日本国内向けのサービス登録後に独自の基準(非公開)で審査。承認されると職務経歴書が公開され、スカウトが届く13-ユ-302647・51-募-000175(株式会社ビズリーチ)
ミイダス記載なし市場価値の診断のあと可能性診断を受けられ、経歴と診断の結果をもとにスカウトが届く13-ユ-311262・51-募-000127(ミイダス株式会社)
リクルートダイレクトスカウト記載なしレジュメが完成すると企業やエージェントからスカウトが届く。氏名などは返信したときに公開13-ユ-317880(株式会社インディードリクルートパートナーズ)
エン転職記載なし求人に自分で応募する。企業や人材紹介会社からスカウトが届くサービスもある51-募-000096(エン株式会社)
マイナビ転職記載なし応募は企業に直接届き、採用担当者から連絡51-募-000092(株式会社マイナビ)
ミドルの転職記載なし人材紹介会社の求人にエントリーすると、1週間ほどでメッセージが届く51-募-000096(エン株式会社)
リクナビNEXT記載なし経歴などを登録すればどの求人にも応募できる。企業から直接オファーも届く51-募-000177(Indeed Japan株式会社)

13-ユ-…は有料職業紹介事業の厚生労働大臣の許可、51-募-…は求人サイト・スカウトの届出(特定募集情報等提供事業)の番号で、厚生労働省「人材サービス総合サイト」で確かめられます(2026年10月1日現在の掲載)。

厚生労働省のサイトに載っている紹介の実績(転職エージェント12社)

職業紹介の事業者は、紹介で就職した人の数を「人材サービス総合サイト」で公開しています。2025年度(2025年4月〜2026年3月)の数は次のとおりです。会社全体の数で、30代だけ・このサービスだけの数ではありません。

スクロールできます
サービス(運営会社)2025年度に紹介で就職した人うち無期雇用
doda
パーソルキャリア株式会社。doda X も同じ会社
60,307人57,961人
マイナビ転職エージェント
株式会社マイナビ
31,662人27,464人
リクルートエージェント
株式会社インディードリクルートパートナーズ。リクルートダイレクトスカウトも同じ許可
87,754人83,999人
type転職エージェント
株式会社キャリアデザインセンター
2,579人2,202人
ヒューレックス
ヒューレックス株式会社
676人676人
アサイン
株式会社アサイン
2,584人2,584人
LHH転職エージェント
アデコ株式会社
9,060人6,810人
JACリクルートメント
株式会社ジェイエイシーリクルートメント
13,694人12,938人
パソナキャリア
株式会社パソナ
8,687人6,430人
ランスタッド
ランスタッド株式会社
1,772人471人
アージスジャパン
株式会社アージスジャパン
155人155人
エンワールド
エンワールド・ジャパン株式会社
1,330人1,330人

4か月以上の有期雇用と無期雇用の合計。複数の事業所がある会社は合計した数(人材サービス総合サイトの入力の決まり)。同じサイトには、無期雇用で就職した人のうち6か月以内に辞めた人の数も載っていますが、「離職したかどうか分からない」人の数が会社によって大きく違う(2024年度は、無期雇用で就職した人の9割を超える会社もある)ので、この記事では比べていません。

20サービスの特徴(公式サイトの記載)

型ごとに(型の中は50音順)、向く人・公式の記載・注意点・編集部の見方の順にまとめました。上の表にある拠点・申し込んだあと・許可番号は、ここでは繰り返しません。

doda:求人検索も使いながら紹介を受けたい人に

向く人:自分で求人を探しながら、担当者からの紹介も受けたい人。

公式の記載:パーソルキャリア株式会社が運営し、求人サイトとエージェントサービスの両方があります(エージェントサービス)。30代向けの活用法のページで、30代を「現場の即戦力としてだけでなく、将来のリーダー候補としても期待される年代」とし、転職エージェントの使い方を解説しています(30代の転職エージェントの活用法)。

注意点:キャリアカウンセリングは原則オンラインか電話で、担当のキャリアアドバイザーが付いた場合に限られます。登録情報によっては、dodaの提携エージェントの面談や求人を案内されることもあります(エージェントサービスの流れ)。

編集部の見方:担当が付くまでの間も、求人検索で希望の職種の年収の幅を見ておけるのが使いどころです。

マイナビ転職エージェント:面談の場所と方法を選びたい人に

向く人:総合型を2つ並べて比べたい人。対面の面談も選びたい人。

公式の記載:株式会社マイナビが運営する無料の転職エージェントで、面接日程の調整や給与などの条件交渉も代行すると案内しています(ご利用ガイド)。年代別の案内に「30代の転職の方へ」のページがあります(30代の転職。未経験の転職の解説は未経験の節)。

注意点:平日の夜間や土曜日の面談もありますが、支社によって実施の状況が違います(ご利用ガイド)。

編集部の見方:対面で相談したい人が、近くに面談場所があるかを拠点案内で見てから申し込むと進めやすいでしょう。

リクルートエージェント:職種をしぼる前に求人の紹介を受けたい人に

向く人:職種や業界をしぼり切れていない人、地元の求人も含めて幅広く紹介を受けたい人。

公式の記載:株式会社インディードリクルートパートナーズが運営する転職エージェントで(利用規約)、書類の添削・面接対策・年収交渉まで支援すると案内しています(公式サイト)。30代の転職の傾向や転職実現のポイントの記事があります(30代の転職傾向)。

注意点:面談はZoomのオンラインか電話が基本です(面談の内容)。拠点の一覧は拠点一覧にあります。

編集部の見方:職種や地域をしぼらずに申し込めるので、1社目に使いやすい作りです。

type転職エージェント:首都圏でIT・営業の求人を探す人に

向く人:首都圏で働きたいITエンジニア・営業職などの人。

公式の記載:株式会社キャリアデザインセンターが運営し、「一都三県、ITエンジニア・営業職・ハイキャリアの求人・転職に強い転職エージェント」と案内しています(公式サイト)。年代別の転職のタイミングの解説に30代の節があります(年代別の転職のタイミング)。利用者に料金は一切かからないと案内しています(はじめての転職の方)。

注意点:面談の方法はページで書き方が違い、今は主に電話かオンラインと案内しています(公式サイト・はじめての転職の方・面談場所)。転職するか決まっていなくても相談できる「転職相談会」がある一方で、担当者との個別の面談は求人の紹介を前提とし、紹介できる求人がない状態でのカウンセリングだけ・職務経歴書の添削だけは行っていないと答えています(カウンセリングだけ・添削だけ)。

編集部の見方:勤務地と職種が合う人に向く作りです。転職するか決めていない段階なら転職相談会、求人の紹介を受けたいなら個別の面談、と使い分けると行き違いを防げます。

ヒューレックス:地元や地方の企業への転職を相談したい人に

向く人:Uターン・Iターンなど、地元や地方の企業への転職を考えている人。

公式の記載:ヒューレックス株式会社が運営し、「地方に強い転職エージェント」と案内しています(サービス紹介)。よくある質問では、地域密着型の人材紹介会社なので地方優良企業の求人を多く扱っていると答えています(よくあるご質問)。地域転職コラムに、30代・40代の転職のコツをまとめた記事があります(30代・40代の転職のコツ。未経験の転職の解説は未経験の節)。

注意点:希望や経験の内容によっては紹介できる求人がなく、サポートが難しい場合があると書いています(サービスの流れ)。面談はコンサルタントと1対1で(同)、U・Iターンの個別相談は予約制の電話面談か来社です(U・Iターン転職相談)。

編集部の見方:地元に戻る・地方へ移る転職を考えている人に向く作りです。総合型と並べて申し込むと、地元の求人の紹介の幅を比べられます。

アサイン:次に進む業界や職種から相談したい人に

向く人:求人を見る前に、これからのキャリアの方向を担当者と考えたい20代〜30代の人。

公式の記載:株式会社アサインが運営し、「20代-30代ハイエンド特化」と掲げています(公式サイト)。初回の面談では求人の紹介ではなく、キャリアプランの提案から始めると書いています(ASSIGN AGENT)。確かめた担当者1人の面談予約の画面では、面談は「Web面談にて最大60分」でした(面談予約の画面)。求職者からは手数料を受け取らないと案内しています(事業許可内容)。

注意点:「ハイエンド」の基準と年齢の上限は書かれていません。申し込みの画面からリンクされている利用規約は、アプリ「ASSIGN」の会員基準を満たさないときなどは登録を承諾しないことがあると定めています(利用規約 第4条)。

編集部の見方:すぐに求人を見たい人は、面談でそう伝えると進み方を合わせやすいでしょう。気にされる点はアサインの評判の記事で公式の記載をもとに確かめています。

LHH転職エージェント:年収のほか働き方や価値観も相談したい人に

向く人:年収だけでなく、働き方・価値観・挑戦したい役割なども含めて条件を相談したいハイクラスの人。

公式の記載:アデコグループのハイクラス転職で(公式サイト)、企業と求職者を同じコンサルタントが担当する「360度式コンサルティング」と案内しています(LHH転職エージェントの特長)。30代の営業職の職務経歴書の書き方を解説した記事があります(営業職(30代)の職務経歴書)。

注意点:土日や休日、夜間でもWebや電話で相談できると答えています(営業・マーケティング職のページのよくある質問)。連絡の手段(メール・電話など)の記載は、確かめたページに見つかりませんでした。

編集部の見方:年収以外の「こだわり条件」を重視すると案内しているので(公式サイト)、働き方などの希望を最初の面談で具体的に伝えると、紹介される求人との食い違いを減らせるでしょう。

JACリクルートメント:管理職・専門職の経験を生かしたい人に

向く人:同じ職種・業界での管理職や専門職の経験を生かして、次の職を探したい人。

公式の記載:株式会社ジェイエイシーリクルートメントが運営する、ハイクラス転職に特化した転職エージェントで、30代のハイクラス転職に強い転職エージェントの選び方の解説もあります(30代のハイクラス転職)。求人検索の件数は61,358件です(求人検索)。

注意点:年齢に関わらず登録できる一方、企業から依頼される求人の大半は、同じ職種・業界で年齢に応じた年数の実務経験が要ると書いています(よくある質問)。面談は来社のほか、忙しい人や遠方に住んでいて来社が難しい人はWEB・電話でも相談できます(同)。

編集部の見方:同じ分野で経験を積んできた人に向く作りです。職種を変えたい人は、未経験の節も見ておくとよいでしょう。

パソナキャリア:地方でもハイクラスの求人を相談したい人に

向く人:地方に住んでいて、年収の高い求人も含めて相談したい人。

公式の記載:株式会社パソナが運営する転職エージェントです(サービス紹介)。求人の約半数が「年収800万円以上」のハイクラス求人だと書いています(公式サイト)。30代向けに、「30代はなぜハイクラス層を目指しやすいのか?」と「30代後半からの転職は厳しい?」の記事があります(30代のハイクラス転職・30代後半の転職)。

注意点:これまでの経験や希望条件によっては、紹介が難しい場合があると答えています(よくある質問)。来社が難しい場合は、電話やWebでのカウンセリングもできます(サービス紹介)。

編集部の見方:来社でも電話でもカウンセリングの内容に違いはないと答えているので(よくある質問)、近くに拠点がない人も同じ相談を受けられる作りです。

ランスタッド:面接まで手厚く支援を受けたい人に

向く人:外資系・グローバル企業も含めて、管理職・専門職の求人を探したい人。面接に不安がある人。

公式の記載:ランスタッド株式会社のハイクラス向け転職エージェントで(公式サイト)、若手の転職から年収800万円以上のエグゼクティブ・管理職人材までを対象とし、グローバル・外資系企業に強いと案内しています。応募書類のアドバイスのほか、採用面接に同行すると書いています(転職支援サービス)。転職コラムには30代向けのキャリアプランの記事があります(30代のキャリアプラン)。

注意点:平日の夜間も受け付け、遠隔地の人には電話面談も対応すると案内しています(ご利用の流れ)。連絡の手段や支援の期間は、確かめたページに記載がありませんでした。

編集部の見方:採用面接への同行まで案内しているので、どこまで同行してもらえるかを面談で聞いておくとよいでしょう。

アージスジャパン:外資系・日系グローバル企業へ移りたい人に

向く人:外資系・日系グローバル企業へ移りたい人。

公式の記載:1997年設立の株式会社アージスジャパンが運営し(会社概要)、キャリアカウンセラーが企業担当を兼ね、採用の背景や配属部門の組織構成など、書面にない求人の情報も伝えると案内しています(サービス紹介)。登録に制限はないと答え(よくある質問)、「30代の転職成功ガイド」の記事もあります(30代の転職成功ガイド)。

注意点:正社員・派遣社員・契約社員のいずれかでの就業経験がない場合や、学生・アルバイトの経験だけの場合は、サポートが難しい場合があると答えています(よくある質問)。面談はできる限り直接会う形で、時間が取れない人や遠方の人には電話やメール等でも対応すると答えています(よくある質問)。

編集部の見方:企業担当がそのまま相談に乗る形なので、応募先の部門の様子や採用の背景を、面談で聞いておけるのが使いどころです。

エンワールド:英語を生かす求人も英語不問の求人も探したい人に

向く人:外資系・日系グローバル企業の求人を、英語を生かすものから英語不問のものまで見たい人。

公式の記載:エンワールド・ジャパン株式会社が運営し、年齢の制限は設けておらず、英語不問の案件から英語を生かせる案件まで扱うと答えています(よくある質問)。30代で外資系企業に転職するときのスキルや進め方の解説があります(30代の外資系転職)。

注意点:よくある質問では「お客様専任のコンサルタントはお付けしておりません」と答え、求人案件をもとに紹介すると書いています。面談はWEBか電話で、来社を希望するときは面談の設定時に伝えます(よくある質問)。30代の外資系転職の解説では「専任のコンサルタントが徹底サポート」とも書いています(30代の外資系転職)。

編集部の見方:英語を使う仕事を望むか、英語不問がよいかを最初に伝えておくと、紹介の幅を決めやすいでしょう。

doda X:ハイクラスのスカウトとヘッドハンターの提案を受けたい人に

向く人:年収の高いポジションを、スカウトとヘッドハンターの両方から探したい人。今すぐ転職しないが市場価値を知りたい人。

公式の記載:総合転職サービスのdodaが始めたハイクラス転職サービスで(運営はdodaと同じパーソルキャリア株式会社)、大手・優良企業からのスカウトと、独自の審査基準を満たしたヘッドハンターの提案を受けられ、年収800万〜2,000万円の非公開求人が多いと案内しています。「情報収集・相談だけでもOK」とも書いています(はじめて利用される方へ)。トップの記事一覧に30代のハイクラス転職の記事と「#30代転職」の分類があります(公式サイト)。

注意点:氏名や電話番号などの連絡先は、応募や面談希望などをするまで企業やヘッドハンターに公開されません(はじめて利用される方へ)。求人数は記載がありません。

編集部の見方:総合型にdodaを選んだ人が、ハイクラスの声も集めたいときに足す形が合います。

ビズリーチ:企業やヘッドハンターからの声のかかり方を見たい人に

向く人:すぐに動くかは決めていないが、どんな企業やヘッドハンターから声がかかるかを見たい人。

公式の記載:株式会社ビズリーチが運営する、即戦力の人にスカウトが届くハイクラス転職サイトで、経営幹部・管理職などのプロフェッショナル人材向けの求人を載せています(公式サイト)。職務経歴書を見た企業とヘッドハンターからスカウトが届き、求人を探して応募もできます(よくある質問)。30代の転職の動向をまとめたコラムもあります(30代の転職)。

注意点:登録後に独自の基準(非公開)で審査があります。無料プランでも求人の閲覧・応募とスカウトの閲覧・返信はできますが、有料プランもあり、1週間の無料体験はWeb決済なら6日目、App Store決済なら5日目までに自動更新を止めないと、有料プランに切り替わって料金がかかります(よくある質問)。

編集部の見方:企業とヘッドハンターの両方からスカウトが届くので、送り主が企業かヘッドハンターかを見て返信先を選ぶと、やり取りの数を抑えられます。

ミイダス:診断の結果からスカウトを受けたい人に

向く人:まず自分の市場価値や向いている仕事を診断で確かめ、そのうえで企業からのスカウトを待ちたい人。

公式の記載:ミイダス株式会社の転職アプリで、「可能性診断」の結果をもとに、活躍できる可能性の高い会社からスカウトが届くと案内しています。氏名・住所は入力不要で、見られたくない企業を非公開に設定でき、書類選考合格済みのスカウト(面接確約スカウト)もあります(公式サイト)。マガジンには「30代転職」の分類があります(30代転職)。

注意点:診断は無料と書かれていますが、求人数は記載がありません。面接確約スカウトは応募するとすぐ選考に進むので、応募の前に条件を確かめておく必要があります。

編集部の見方:職務経歴書を作り込む前に、診断で強みの言葉を集める使い方ができます。

リクルートダイレクトスカウト:企業と転職エージェントの両方から声を集めたい人に

向く人:レジュメを1つ登録して、企業と転職エージェントの両方からの声を待ちたい人。

公式の記載:株式会社インディードリクルートパートナーズが運営するスカウトサービスで(利用規約)、企業の担当者から直接届くスカウトと、転職エージェントからのスカウトがあります(公式サイト)。30代の転職活動のポイントをまとめた記事があります(30代の転職活動)。

注意点:返信すると、企業の担当者かエージェントとの面談を必ず受けられると書かれています(よくあるご質問)。求人数は記載がありません。

編集部の見方:リクルートエージェントの申し込みのときに同時登録も選べるので(リクルートエージェント 利用の流れ)、総合型とスカウトを1度に始めたい人に手間が少ない組み合わせです。

エン転職:求人を自分で探し、面接の準備の情報も使いたい人に

向く人:担当者を通さず自分で応募しながら、面接の準備に使える情報も集めたい人。

公式の記載:エン株式会社の求人サイトで、登録から各種サービスの利用まで料金は一切かからないとし、面接で聞かれた質問などが事前に届く「面接対策レポート」や、企業や人材紹介会社からスカウトが届くサービスを挙げています(よくある質問)。転職ノウハウに、30代の転職のポイントの記事があります(30代の転職。未経験の転職の解説は未経験の節)。

注意点:エンの転職支援サービスの利用規約には、求人への適合の度合いによっては、エンが求人への推薦を行わない場合があるとあります(利用規約 第7条)。

編集部の見方:応募した企業の面接が決まったら、面接対策レポートで過去に聞かれた質問を見てから臨む、という使い方ができます。

マイナビ転職:企業の求人に直接応募したい人に

向く人:担当者を通さず、企業の求人に自分で直接応募したい人。

公式の記載:株式会社マイナビの求人サイトで、掲載求人数61,961件です(公式サイト)。「30代活躍中」の求人一覧があります(求人一覧)。希望条件や登録情報に興味を持った企業から直接応募のオファーが届くスカウトサービスもあります(公式サイト)。

注意点:応募は企業に直接届き、採用担当者から連絡があります。一部の求人は「マイナビ転職AGENT キャリアパートナー」による人材紹介で、応募後に面談や書類の添削があります(はじめてガイド)。

編集部の見方:企業の求人とキャリアパートナーの人材紹介の求人が並んでいるので、書類や面接の支援が要るかどうかを求人ごとに選べます。

ミドルの転職:30〜50代向けの求人を自分で探したい人に

向く人:30〜50代向けの求人を自分で探しながら、人材紹介会社にも当たりたい人。

公式の記載:エン株式会社の「30代・40代・50代のハイクラス転職サイト」で、求人は人材紹介会社(エージェント)のものと企業のものがあります(公式サイト)。Q&Aには30代の転職の質問があります(Q&A。未経験の転職の解説は未経験の節)。

注意点:人材紹介会社の求人に応募すると、1週間ほどでメッセージが届き、その会社のコンサルタントと面談します(Q&A)。応募先ごとに連絡の相手が変わります。

編集部の見方:1つのサイトから複数の人材紹介会社に当たれる分、やりとりの相手が増えます。サイトのメッセージ管理で、応募した求人と担当者を整理しながら進めるのが向いています。

リクナビNEXT:求人を幅広く見ながら企業からのオファーも受けたい人に

向く人:自分で求人を探して応募しながら、企業からのオファーも受けたい人。

公式の記載:掲載求人数1,865,000件以上で、登録した条件や職務経歴書に興味を持った企業から直接オファーが届くと案内しています(公式サイト)。転職成功ノウハウには、年代別の転職活動のポイントをまとめた記事があり、【30代】の節があります(2023年9月更新、年代別の転職活動のポイント)。

注意点:転職サイトでは仕事選びから応募書類の作成、日程の調整までを自分で行うと、同じグループのリクルートエージェントが説明しています(リクルートエージェントとリクナビNEXTの違い)。利用規約はIndeedの規約と案内されています(ヘルプ)。

編集部の見方:職務経歴書を登録しておくと企業からのオファーも届くので、自分で探した求人と声がかかった求人を並べて比べられます。

30代で未経験の職種・業界に移りたいとき

比べた20社のうち、30代の転職を扱うページの中に、未経験の職種・業界への転職を扱う記事か節(見出し)があったのは9社です(上の対象の表の30代のページで確かめた)。要点を会社ごとに並べます(各社の見方で、国の調べではありません)。

会社(解説)30代の未経験の転職について書いていること
マイナビ転職エージェント(30代の転職)未経験職への転職も不可能ではないが、20代に比べると募集枠は狭くなるとし、ポータブルスキルのアピールや、スキル・資格を身につけることを挙げる。未経験の職種に移ると年収が下がる可能性にも触れる
リクルートエージェント(30代で未経験な職種への転職はできる?)30代は「即戦力」を求められるため、未経験の職種へのキャリアチェンジは一段ハードルが上がる一方、業種や業界を問わず活かせる「ポータブルスキル」(課題分析力・コミュニケーション力など)を整理して生かせる仕事を探すことが大切、と外部のコンサルタントが解説
ヒューレックス(30代の転職が不利ってホント?)30代の未経験の転職は20代に比べてハードルが上がるとしたうえで、比較的転職しやすい職種・業界に製造系・営業系・Web・IT系・一般事務系を挙げる。コツには、今までの経験が活かせる職種に応募し、前職で培ったスキル・経験を志望動機や自己PRにつなげることと、転職に有利な資格の取得を挙げ、資格の有無より実務経験が優先される傾向があるとも書く
パソナキャリア(30代後半からの転職は厳しい?)30代後半で未経験・異業種を狙うのはなかなか難しく、同社で成功した人も、これまでの業務経験からつながりのある職種がほとんどと説明。年収は今より低くなる場合もあるとし、経験やスキルを横展開して早く活躍できそうだと思わせることを挙げる
アージスジャパン(30代の転職成功ガイド)30代前半なら業界を問わず未経験でも採用される可能性は十分にあるとする一方、30代後半で未経験の職種への転職はかなり厳しくなると説明。関連する資格の取得などの努力も必要とする
ビズリーチ(30代の転職)会員アンケートの結果を紹介し、30代で未経験の領域に移るときは、これまでの経験をどう生かせるかを論理的に説明し、始めている学習や取得した資格を示すことを挙げる
リクルートダイレクトスカウト(30代の転職活動のポイント)未経験の業界や職種に挑むなら、応募先が求めることと、これまでの経験・スキルとの共通点を洗い出すことを挙げる
エン転職(30代未経験で転職を成功させる方法)30代でも未経験分野への転職は十分可能とし、30代の社会人経験やコミュニケーションスキルは未経験分野でも役立てられると書く一方、難易度は20代で転職する場合に比べて一気に跳ね上がると説明。デメリットに年収が下がることや、上司が年下になる場合があることを挙げる
ミドルの転職(Q&A)これまでの経験からの共通点や、未経験の仕事でも活かせるポイントを見つけてアピールすること。即戦力が求められる30代では、教えてもらうという姿勢では採用されないだろう、と回答

リクルートエージェントは、同社を通じて転職した人の分析(2022年度)として、30〜34歳の35.7%、35〜39歳の31.4%が「異業種×異職種」の転職だったと紹介しています(30代の転職傾向)。同社の利用者の数で、30代の転職全体の数ではありません。

9社の申し込み先(型の順):マイナビ転職エージェント・リクルートエージェント(PR)・ヒューレックス(PR)・パソナキャリア・アージスジャパン・ビズリーチ・リクルートダイレクトスカウト・エン転職・ミドルの転職

申し込む前に整理しておくこと(編集部の整理)

  • 今の仕事で使っている力(調整・交渉・数字の管理・教えることなど)を、移りたい仕事で使う場面と結びつけて書き出す
  • 年収が下がる場合に受け入れられる下限と、生活費の見通しを決めておく
  • 求人サイトでは「未経験歓迎」などの条件で、移りたい職種の求人がどれだけあるかを先に見る
  • 学び直しが要る職種なら、公的な職業訓練と教育訓練給付金を使えるかをハローワークで確かめる

無料で使える公的な窓口と職業訓練

求人の紹介や相談、職業訓練は、国の窓口でも受けられます。

  • ハローワーク:就職活動の進め方の相談・職業紹介を無料で行い、応募書類の作成や面接のアドバイスもしています。ハローワークインターネットサービスから求職の申し込みもできます(ハローワークインターネットサービス よくあるご質問)。
  • 国のキャリア相談:全国47か所のキャリア形成・リスキリング支援センターと、ハローワークのキャリア形成・リスキリング相談コーナーで、ジョブ・カードを使ったキャリアコンサルティングを受けられます。センターは平日の夜間と土日はオンラインもあり、必要に応じてハローワークの職業紹介の窓口へ案内されます(厚生労働省 令和8年度予算案の概要)。愛知労働局のページでは、訓練を受けたい人などのキャリアコンサルティングを無料・予約制と案内しています。
  • ハロートレーニング(公的職業訓練):離職者向けの公共職業訓練は主に雇用保険を受給している人が対象で無料(テキスト代などを除く)・おおむね3か月〜2年、求職者支援訓練は主に雇用保険を受給できない人が対象で無料(同)・2〜6か月です。求職者支援訓練は、収入などの要件を満たすと月10万円の受講手当(職業訓練受講給付金)が出ます(ハロートレーニングの全体像)。受講の相談はハローワークです(厚生労働省 ハロートレーニング)。
  • 教育訓練給付金:一定の受給要件を満たす人が、厚生労働大臣が指定した講座を受講・修了すると、費用の一部が支給されます(令和6年10月以降に開講する講座の場合)。一般教育訓練は修了後に20%(上限10万円)。特定一般教育訓練は修了後に40%(上限20万円)で、資格の取得などをし、修了後1年以内に雇用保険の被保険者として雇用されると50%(上限25万円)。専門実践教育訓練は受講中6か月ごとに50%(年間上限40万円)で、資格の取得などをし、修了後1年以内に雇用されると70%(年間上限56万円)、さらに修了後の賃金が受講開始前より5%以上上がると80%(年間上限64万円)です(厚生労働省 教育訓練給付金)。

転職するかどうかから有料で相談したい人向けのサービスは、キャリアコーチングの比較にまとめています。

専門実践教育訓練給付の対象になるプログラミングスクールの例として、Webエンジニアを目指すコースの料金と、就職サポートの年齢の条件をRUNTEQの評判で確かめています。

30代の転職を公的統計で見る(2025年)

厚生労働省「雇用動向調査」の2025年の結果(2026年8月31日公表)では、常用労働者が5人以上の事業所に入った人のうち、入る前の1年間に仕事をしていた人(転職入職者)は、30代(30〜39歳)で約93万人でした(第18-1表の30〜34歳と35〜39歳を編集部が足した)。20代前半から40代後半の割合を並べます。

スクロールできます
年齢転職
入職率
賃金
増加
賃金
減少
民営
紹介所
経由
20〜24歳16.1%55.2%17.5%8.5%
25〜29歳15.5%49.8%23.9%12.4%
30〜34歳12.2%48.6%29.0%13.9%
35〜39歳8.5%43.5%23.9%13.7%
40〜44歳8.8%44.9%27.4%9.8%
45〜49歳7.9%41.1%30.1%11.7%
全年齢9.9%40.8%31.0%9.3%

転職入職率は、1年間に転職で入った人÷6月末日の常用労働者数(全年齢は1月1日の常用労働者数で割る。e-Stat 第4-2表)。賃金増加・減少は、転職で入った人が前の勤め先の賃金と比べて「増えた」「減った」と答えた割合(自営業からの転職を含まない。結果の概況 表6)。どの年齢も「不詳」を含むため、増えた・変わらない・減ったを足しても100%にならない。民営紹介所経由は、民営職業紹介所(転職エージェントなど。学校を除く)を通じて入った人の割合で、e-Stat 第18-1表の人数から編集部が計算した値で、パートタイムを含む。

図 30代の転職入職者が使った経路(2025年、%)
民営職業紹介所広告縁故ハローワークその他
30〜34歳
13.935.319.914.716.1
35〜39歳
13.731.022.614.817.8

民営職業紹介所は転職エージェントなど(学校を除く)、広告は求人サイト・求人誌など、縁故は友人・知人など(前の会社を含む)、ハローワークはインターネットサービスを含む。その他は学校・出向・出向先からの復帰などを含み、30〜34歳16.1%・35〜39歳17.8%。パートタイムを含む。出典はe-Stat 第18-1表(2025年)で、割合は人数から編集部が計算。経路の区分は入職者票の設問のとおり。

この表と図から言えること

  • 30代の転職入職率は30〜34歳12.2%・35〜39歳8.5%で、20代(15.5%〜16.1%)より低く、30代後半は40代前半(8.8%)とほぼ同じ水準です。
  • 男女別では、30〜34歳が男性11.4%・女性13.1%、35〜39歳が男性7.8%・女性9.3%で、30代は女性のほうが高い割合です(第4-2表)。
  • 前職より賃金が「増えた」は30〜34歳48.6%・35〜39歳43.5%で、「減った」(29.0%・23.9%)より多い割合です。
  • 転職エージェントなど民営職業紹介所を通じた人は30〜34歳13.9%・35〜39歳13.7%で、年齢階級(19歳以下から65歳以上までの11区分)の中でこの2つが最も高い割合でした。それでも、広告(求人サイト・求人誌など)35.3%・31.0%、縁故(友人・知人など)19.9%・22.6%、ハローワーク(インターネットサービスを含む)14.7%・14.8%のほうが多い経路です。
  • 民営職業紹介所を通じた人を男女別に見ると、30〜34歳は男性18.6%・女性9.4%、35〜39歳は男性15.8%・女性11.7%で、30代は男性のほうが高い割合です(第18-1表の男女別の人数から編集部が計算)。

この表と図からは言えないこと

  • 賃金は本人の答えで、増えた額や年収は分かりません(年代ごとの年収の水準は会社員の平均年収の30代の節)。
  • どの経路を使うと賃金が増えやすいかは、この表からは分かりません。
  • パートタイムを含みます。一般労働者(パートタイム以外)に限ると、民営職業紹介所を通じた人は30〜34歳16.8%・35〜39歳15.3%です。
  • 1年分の結果で、年によって動きます(35〜39歳の「増えた」は2024年45.5%→2025年43.5%)。

総務省「労働力調査」では、2025年の転職者は330万人で、25〜34歳が82万人(転職者比率7.1%)、35〜44歳が55万人(4.4%)でした(2025年平均の結果の概要 表Ⅱ-11)。「転職者」の定義(過去1年間に離職を経験した就業者)と年齢の区切りが雇用動向調査と違うので、上の表の数とは直接比べられません。

30代の転職で準備すること

どのサービスを使っても先に済ませておくと進みが早い準備を、各社の案内から5つにまとめました(やることは編集部の整理)。

準備なぜ(公式の記載)やること(編集部の整理)
職務経歴書を先に作るリクルートエージェントは面談の前に職務経歴書を送っておくとよいと書いている直近5〜10年の役割・担当した数字(売上・費用・期間)・後輩の育成やリーダーの経験を書き出す
今の年収の内訳と、希望の幅を決めるリクルートエージェント・マイナビ転職エージェント・パソナキャリアは、年収や条件の交渉を代わりに行うと案内している基本給・賞与・残業代・手当に分けて書く。相場は30代の平均年収で見ておく
在職中の時間の取り方を決めるマイナビ転職エージェントは平日の夜間や土曜日の面談もある(支社によって違う)と書いている面談の方法と時間帯を申し込みのときに伝え、面接に使える休みの取り方を先に考えておく
応募先と担当者を一覧にするtype転職エージェントは、複数の転職エージェントを使うと、選考が進むにつれてやり取りが大変になる可能性があると書いている応募した企業・経路・担当者の一覧を作り、同じ企業に別の経路から重ねて応募しない
スカウトの公開範囲を決めるビズリーチは企業やヘッドハンターを「ブロック」でき、doda Xは勤務先企業を含む特定企業からの閲覧を制限でき、ミイダスは見られたくない企業を非公開に設定でき、リクルートダイレクトスカウトは匿名のレジュメを公開したくない企業を指定できる(社名の変更などで反映されない場合もあると利用規約に記載)今の勤め先・グループ会社・取引先を見せない設定にしてから職務経歴書を公開する

出典は各社の節と同じ(リクルートエージェント 面談の内容・リクルートエージェント 公式サイト・マイナビ転職エージェント ご利用ガイド・パソナキャリア よくある質問・type はじめての転職の方・ビズリーチ よくある質問・doda X はじめて利用される方へ・ミイダス 公式サイト・リクルートダイレクトスカウト 利用規約)。

よくある質問

転職エージェントは本当に無料ですか?

有料職業紹介事業者は、職業安定法で原則として求職者から手数料を取れません(厚生労働省)。スカウト・求人サイトの費用は一覧の表の下にまとめています。

30代で転職回数が多いと不利になりますか?

マイナビ転職エージェントは、業種・職種によって異なるとしたうえで、転職歴が3回あると「少し多い」という印象を与えるのが一般的で、4回以上になると明らかなマイナス要素として捉えられるケースが多い、と解説しています。あわせて、各社の勤続年数も見られると書いています(マイナビ転職エージェント「30代の転職」)。会社ごとの見方なので、応募先ごとに担当者に確かめると確実です。

マネジメントの経験がないと、30代の転職は難しいですか?

リクルートエージェントは、30代にはリーダー・マネジメント経験を求める企業も見られるとし、経験がない場合は身につけてから転職活動をすると選択肢の幅が広がるかもしれない、と解説しています(リクルートエージェント「30代の転職傾向」)。後輩の指導やプロジェクトのとりまとめなど、役職がなくても担ってきた役割を職務経歴書に書いておくと、面談で相談しやすくなります(編集部の見方)。

最後に:2〜3つで始めるなら、申し込み先

総合型から1つと、目的に合う型から1つ(未経験なら未経験の節の会社も)を並べておくと、30代の転職の選択肢を広く比べられます(編集部の見方)。申し込み先は次のとおりです(型ごとに50音順)。

最初の連絡の目安と但し書きは比較の表にあります。

この記事の比較について

当サイトの全年代の比較(転職エージェントのおすすめ)で調べた39サービス(40代の比較の17を含む)のうち、職種・業界・国籍・新卒・社会人経験の浅さで対象をしぼらず全国で使えて、公式サイトに30代の転職やキャリアの案内(解説記事・質問への回答・求人の一覧・記事の分類・30代を掲げたサービス)があった20サービスを比べました。ヒューレックスは「地方特化」「地域密着型」と案内していますが、扱う求人の向きを言うもので、公開求人は47都道府県にあり(最多は東京都)、登録できる人を地域で限る記載も無いので含めました。比べなかったものは次のとおりです。

  • 30代の案内が見つからない:エン エージェント・ワークポート(公式サイト・ヘルプ・コラムを確かめた。30代が使えないという意味ではない)
  • 確かめられない:アーシャルデザイン(公式サイトが開けなかった)
  • JACの窓口:Samurai Job(転職支援はJACリクルートメントが行うと案内。公式サイト)
  • 対象をしぼる:職種・業界(職種別の記事)、20代・第二新卒など(第二新卒エージェントneoの記事)、新卒・外国籍の人向け

転職サービスはほかにも多く、すべてを調べたわけではありません。

比べた項目は各社の公式サイトの記載のままで、紹介の実績は厚生労働省「人材サービス総合サイト」の掲載です。当サイトが紹介料を受け取るリンク(PR)がある会社とない会社を、同じ項目で並べ、点数や順位は付けていません。調べたのは会社員年収向上委員会の編集部(運営:Digital GOAT株式会社)です。記事の作り方は記事制作ポリシー、運営者は運営者情報をご覧ください。

参考資料

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この記事を書いた人

Digital GOAT株式会社のWEBマーケティング支援に従事するメンバーで構成する編集チーム。厚生労働省・国税庁などの公的統計と各サービスの公開情報をもとに、年収と転職の調べ方・比べ方を整理しています。記事の作り方は記事制作ポリシーをご覧ください。

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