外資系企業への転職におすすめな転職エージェント12選|外資系企業への転職のポイントも徹底解説

外資系企業は高年収な求人も多い反面、転職の難易度が高いことが知られています。

しかし、転職で年収アップを目指したいと考えるのであればやはり外資系企業の選択肢は持っておきたいもの。

そこでこのページでは、外資系企業への転職におすすめできる転職エージェントと、外資系企業への転職のポイントを徹底解説します。

外資系企業への転職におすすめなエージェント12選

ここから、外資系企業への転職時に利用がおすすめな転職エージェントをご紹介します。

ランスタッド

エンワールド

Spring転職エージェント

アージスジャパン

ロバート・ウォルターズ

ロバートウォルターズの概要

運営会社	ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社
得意業界	海外・外資系
対応エリア	全国・海外
求人数	1,802件(2022年6月時点)
利用料金	無料

ロバート・ウォルターズの転職エージェントサービスは、ハイクラス・グローバル人材向けの転職エージェントサービスです。各職種・業界のプロフェッショナルの転職に特化して世界各国に拠点を設けて活動しています。

日本には2000年に上陸し、英語が活かせる外資系や日系グローバル企業へ転職したい人へのサポートをおこなってきました。世界有数のグローバル企業だけでなく、ベンチャー企業や中小企業などの幅広い業界職種の求人を扱っています。

>ロバート・ウォルターズの評判・口コミ

SamuraiJob

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リクルートエージェント

パソナキャリア

外資系への転職はエージェントの利用がおすすめな3つの理由

外資系企業への転職の場合、転職エージェントの利用はほぼ必須といえます。

具体的な理由は以下の3つです。

1つずつ細かくみていきます。

外資系企業は非公開求人が多いから

外資系企業が日系企業よりも年収が高いことはよく知られているため、一般公開する求人になってしまうと、応募が多くなり過ぎてしまうことが予想されます。

また、外資系企業の方針として優秀な人のみを雇用したいということも多いため、日系企業の求人に比べると外資系企業は非公開求人で人材募集をしていることが多いです。

非公開求人は、その名の通り一般に公開されているということはありませんので、転職サイトに登録して探したとしても見つかることはありません。

転職エージェントに誰に公開するかどうかが委ねられているケースが多いため、非公開求人の多い外資系企業への転職の場合には、転職エージェントを使うのがほぼ必須といえるのです。

外国語の書類作成・面接対策支援を受けられるから

外資系企業へ転職を希望する場合、応募後の選考フローが全て外国語(特に英語)で対応する必要が出てくることも少なくありません。そういった支援を受けられるのも、転職エージェントを利用する理由といえるでしょう。

後述しますが、転職サイトは基本的に全て自分で選考対策を進めていく必要がある一方で、転職エージェントでは多くの場合担当者がつき、その担当者が転職成功に向けた支援やサービスの案内をしてくれます。

英語による履歴書、職務経歴書の作成や英語による面接は、多くの日本人は体験したことがありませんので、英語が元々できる人だとしても対策の仕方がわからないことがあるでしょう。

そんな時に、頼ることのできる転職エージェントがいるというのは、外資系への転職成功の大きなポイントといえます。

社内の情報を事前に聞くことができるから

転職エージェントは、人材募集をする企業から募集する人物像や企業の雰囲気などを聞いています。

企業の内部状況は、転職サイトなどをみるだけでは全て知ることはできません。しかし、転職エージェントを利用すれば、担当者を通じて応募より前から企業の内部情報を知ることができるため、戦略を練りやすいという利点があります。

転職成功のために、社内情報を事前に聞くことは良いポイントでしかないため、転職エージェントを利用するべき理由といえるでしょう。

外資系企業への転職のポイント

外資系企業への転職活動は、日系企業以上にポイントを意識して転職活動をするのがおすすめです。具体的には、以下の3つです。

1つずつ詳しくみていきます。

求められている人物像を理解する

求人で募集されているのは、どんな人物なのか、文字だけではなく企業の状態も含めて理解することが重要です。

もちろん、日系企業への転職でも重要ですが、日本社会に広がっている常識や一般的な価値観と外資系企業の価値観が違うところがあるので、外資系企業への転職を考える場合には、より丁寧に理解しようとする姿勢が重要になります。

自身のスキルや経験を細かく棚卸する

日系企業以上に、外資系企業では「何ができる人材なのか」が重要視される傾向があります。

そのため、転職活動の一環として、自分は何ができる人間なのかを説明できるように、それまでの仕事の経験やスキルなどを棚卸しておきましょう。

また、実績なども明確に数字で提示できるようにすると、準備としては非常に良いものといえるでしょう。

相性の良い転職エージェントを利用する

これまで紹介してきたように、外資系企業への転職には、転職エージェントの利用はほぼ必須といえます。

とはいっても、どんな転職エージェントでもよいわけではなく、担当者やエージェントのサービスとの相性によっても転職の成功が左右されるため、相性の良い転職エージェントを利用するのが非常に重要になります。

まずは、サービスの比較については、各転職エージェントに登録し、そのサービス内容について確認してみましょう。また、担当者との相性が合わないと感じる場合には、別の担当者への変更を申し出ることで、相性の良い担当に巡り会える確率が高まります。

転職エージェントを効果的に利用する5つのポイント

外資系転職に限らず、転職エージェントを利用した転職活動には、効果的に進めるためのポイントがいくつかあります。

1つずつみていきましょう。

すぐに転職する意思があると伝える

転職エージェントの仕組みとして、エージェント側は、転職希望者を転職完了させることで、企業から報酬を得る事業です。

そのため、「すぐに転職する」と考えられる転職希望者(登録者)を自然と優先的に支援する傾向があるため、多くの求人情報や支援を手厚くしてほしいと考えるのであれば、「良い企業があればすぐにでも転職したい」と担当者に伝えておくとよいでしょう。

相性の合わない担当者は変更する

転職エージェントを利用しての転職活動は、担当者との相性が非常に重要です。

企業との交渉や求人情報の紹介まで、ありとあらゆることが担当者を通じて行われるため、相性がよくないと、常に的外れな回答しか得られなかったり、転職の成功率を下げてしまうということがあるでしょう。

そのため、最初の面談や転職活動を進める中で担当者と合わないと感じたら、担当者の変更を転職エージェントの本部に伝えることをおすすめします。

複数の転職エージェントを並行利用する

転職エージェントは同時に複数のエージェントを利用することがポイントです。

転職エージェントは、会社ごとに扱っている求人が違います。もちろん被っている求人情報もありますが、非公開求人や独占求人など、その転職エージェントを通してでしかみることのできない求人も多いです。

そのため、自身にマッチする求人情報をみるためだけでも、複数の転職エージェントを同時に利用するのがおすすめです。

また、担当者やサービスとの相性がありますが、マッチしないサービスのみに登録してしまうと、内容のすり合わせや担当変更を行っている間に時間が無駄に経ってしまうということも少なくありません。

企業側が募集を終了してしまえば、良い求人情報であっても応募すること自体が難しくなりますので、時間を無駄にしないためにも複数の転職エージェントを同時に利用するとよいでしょう。

企業情報を事前にできるだけ聞き出す

転職エージェントを利用することで、利用しない場合と大きく転職活動が変わるのは、応募する前に企業情報を事前に聞くことができるという点です。

もちろん、各種対策を支援してもらえるということもありますが、応募する前に企業の実際の情報を聞くことができるのは、大きなアドバンテージになるでしょう。

自分がその企業に合いそうか、どんな対応をすると選考に通過しそうなのかを得られることもあるため、できるだけたくさんの企業情報をエージェントを通じて獲得するとよいでしょう。

コミュニケーションは密にとる

転職エージェントの担当者とのコミュニケーションは密にとっておくことをおすすめします。

転職エージェントの担当者も人間ですので、連絡が遅い人や少ない人への対応は遅くなったり、優先度が下がるということがあり得ます。求人情報は鮮度が命である部分もあるため、スピードが遅いと連絡をとっている間に応募が締め切られてしまうということもあります。

また、どれだけ明確に希望を伝えていても、どうしてもずれた回答が担当者から出てきてしまうということがありますが、密にコミュニケーションをとっていれば、早いタイミングで軌道修正ができるため、転職活動自体の成功が近くなるといえます。

外資系企業の転職でよくある質問

外資系企業への転職に対してよくある質問や疑問について、1つずつ解説していきます。

外資系企業が給料が高いのは本当？

外資系企業が給料水準が高いことが多いのは本当です。

しかし、福利厚生や退職金などが日系企業よりも乏しいことが多いのが現実です。

外資系企業が給与水準が高い理由は大きくは以下の3つです。

1. 海外の水準が適用されるから
2. 成果主義だから
3. 各種福利厚生などが乏しいから

海外の水準が適用されるから

会社員の給与水準は、同様の仕事をしている人たちがどれくらいもらっているのか？が基準になって決められます。

• 住んでいる場所
• 仕事をする場所
• 職種
• 業界

このような基準が総合的に判断されて決定されます。

外資系の場合、物価の高い海外で同様の仕事をしている同僚がどれくらいもらっているかの水準が一つの基準として利用されるため、外資系企業の会社員は年収が高くなりやすいのです。

成果主義だから

外資系企業の場合、評価基準が成果主義であることが多いため、それに応じた収入が適用されやすく、年収が高くなりやすいです。

日本では、年功序列制度が未だに色濃く残っている部分が多いことと、海外と違って成果を挙げられない人材を簡単に解雇できないため、成果を挙げている人が作った利益を、成果を挙げられない人とほぼ均等に分配するような形になってしまうことが多いです。

しかし、成果主義が多い外資系の場合、自分が残した成果がダイレクトで収入に繋がりやすいため、比較的高年収になりやすいといえます。

各種福利厚生などが乏しいから

外資系企業の場合、成果に対する給与配分の割合が大きいことが多く、その反面、雇用されている全員がほぼ平等に受け取ることのできるような福利厚生や退職金制度が乏しいことが多いです。

逆を返せばそこではなく給与面で人材にリターンを出しているということになりますので、給料が高い理由ではありますが、それほどデメリットではないといえるかもしれません。

外資系企業の上下関係はどう？

外資系企業での上下関係は、日本と同様かそれ以上に上下関係が強いことが多いです。

海外の文化として下の名前(ファーストネーム)で呼び合うことがドラマや映画などでよくみられるため、「日本よりもフラットなのでは？」というイメージを持ってしまいがちです。

しかし、外資系企業の場合、仕事上の決定は上司が絶対であることが多く、日本企業よりも上下関係が強いことがあります。

イメージと違った・・・ということがないように、しっかりと認識しておくことをおすすめします。

日系企業との大きな違いは？

日系企業との大きな違いは、「個人」と「成果」が重視される点です。

上司から言われたから何かをやるというのではなく、自分で課題ややる内容、改善点を見つけて成果を出していくというスタンスで働くことが、外資系企業への転職では重要になるでしょう。

外資系企業への転職が失敗する人の特徴は？

外資系企業への転職で失敗してしまう人には以下のような特徴があります。

1. 成果ではなくプロセスを評価してほしい
2. 英語に苦手意識を持っている
3. この仕事ができる(もしくはやりたい)といえるものがない

このような特徴を持っている場合、キャリアコーチングサービスなどで自身とキャリアのゴールを明確にしたり、外資系企業への転職をするかどうかをもう一度考えることをおすすめします。

外資系企業への転職で必要な英語レベルは？

外資系企業への転職の際は、TOEICで700点以上の英語力が必要だと考えると良いでしょう。

ただし、あくまでも一つの目安であるため、求人や会社によっても変わることに注意してください。

英語力に自信がない場合には、エンワールドやアージスジャパンのように英語に対する支援があるような転職エージェントを利用するか、英語力向上のための勉強をしていくとよいでしょう。

そもそも転職エージェントと転職サイトの違いとは？

転職サイトと転職エージェントは混同されがちですが、運営のされ方に大きな違いがあります。

転職サイトとは、企業の求人情報がたくさん掲載されているサイトのことで、基本的には求人情報の検索から応募、各種交渉まで全て求職者が1人で行う必要があります。

転職エージェントとは、求人情報を預けられている転職エージェントに対して、求職者が登録することで、求職者を支援する担当者をつけ、求職者の希望やスキルなどをヒアリングしながら、求人情報と求職者をマッチングし、転職成功に向けた書類作成や面接対策などを支援してくれるサービスのことです。転職エージェントを使用した場合は、基本的には担当者を通じてやりとりをするため、交渉などは転職エージェントの担当者のみに伝えればよいため、手間も少ないです。

どちらも求職者は無料で利用することができます。

まとめ

このページでは、外資系企業への転職を考える際に、利用するべき転職エージェントについてご紹介しました。

この中から自身にあう転職エージェントを利用して、希望する条件、企業への転職が成功することを願っています。