- リクルートダイレクトスカウトの評判が知りたい
- リクルートエージェントと何が違うの?
と気になっていませんか。
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)は、ハイクラス向けのスカウトサービスです。登録したらスカウトを待つだけで、あなたに最適な求人を提案してもらえます。
魅力的な求人やヘッドハンターが高評価で、満足いく転職先に入社できたとの喜びの口コミが見られました。
一方で、ヘッドハンターが微妙だった、求人が自分に合わなかったという評判もみられたため、利用前にリクルートダイレクトの特徴と詳しい評判を確認しておくことがおすすめです。
そこでこの記事では、リクルートダイレクトスカウトの概要や口コミ評判、おすすめする人の特徴などを解説します。
この記事を読めば、リクルートダイレクトスカウトがどのような転職サービスなのか分かり、自分に最適かどうかを判断できるようになります。
1.リクルートダイレクトスカウトの概要
まずリクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)の、会社概要とサービスの概要をお伝えします。具体的な評判をチェックする前に、どのような会社なのかを押さえておきましょう。
a.リクルートダイレクトスカウトの会社概要
リクルートダイレクトスカウトは、株式会社リクルートが運営する会員制転職スカウトサービスです。リクルートはライフスタイルに必要な事業を数多く展開しており、なかでも新卒・中途採用など多くの就職・転職希望者を支援しています。
リクルートダイレクトスカウトは5つある中途採用メディアの1つで、ハイクラス・エグゼクティブ向けのサービスを展開しているのが特徴です。
運営会社 | 株式会社リクルート |
本社住所 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
会社設立 | 1960年3月31日 |
会社HP | https://www.recruit.co.jp/ |
b.リクルートダイレクトスカウトのサービスの概要
「リクルートダイレクトスカウト」は、ハイキャリア向けの転職スカウトサービスです。
登録すると、あなたの匿名レジュメを見たヘッドハンターや企業からスカウトを受けることができます。年収800〜2,000万円の求人を多数保有しており、あなたに最適な求人を丁寧に提案してもらえるのが特徴です。
一般公開されていないハイクラスかつ好条件の非公開求人が多く、経験豊富な4,300名以上(2022年5月時点)のヘッドハンターがあなたの代わりに仕事を探してくれます。
このため自分では選ばないような企業に出会うことができ、キャリアの可能性が大きく広がるのです。キャリアアップしたいハイクラス・エグゼクティブ人材は、まず登録して損がないサービスといえるでしょう。
対応エリア | 全国 |
得意な業界・業種 | 全業界・業種 |
求人数 | 258,956件(2022年6月時点) |
転職成功実績数 | 未記載 |
利用者層 | 20代〜50代 |
必要な最低学歴 | 未記載 |
利用料金 | 無料 |
2.リクルートダイレクトスカウトの特徴
次に、リクルートダイレクトスカウトのサービスの特徴についてお伝えします。リクルートダイレクトスカウトは、他の転職エージェントとは大きく異なる以下3つの特徴を持つサービスです。
順番に、みていきましょう。
特徴1.ハイクラス・エグゼクティブ求人を多数保有
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス・エグゼクティブ人材向けの求人を保有するエージェントサービスです。登録すると、誰もが知るような企業の管理職など、一般的に羨ましがられるようなポジションの求人を紹介してもらえます。
ハイクラス向け求人は、そもそも転職市場全体として件数が少ないのが特徴です。公開求人の件数が少ないことに加え、高収入や条件が良い求人ほど「非公開求人」として展開されています。
転職エージェントのWebサイト上に公開されていない求人のことです。企業がリクルートダイレクトスカウトにのみ依頼している求人や、極秘プロジェクトの募集、高待遇のポジション、現職の社員よりも条件が良い求人など、秘密裏に展開されている案件が多数あります。
給与や待遇などが魅力的なものが多いうえ、求人が非公開であるためにライバルが少なく、転職活動を進めやすいのも特徴です。
リクルートダイレクトスカウトは、リクルートブランドを活かした独自の企業とのパイプで、年収800〜2,000万円の求人を多数保有しています。
ハイクラス・エグゼクティブ向けの高年収求人を見たい人や、キャリアアップしたい人、良質な非公開求人の紹介を受けたい人は、リクルートダイレクトスカウトに登録してみることがおすすめです。
特徴2.ヘッドハンター型サービスを展開
リクルートダイレクトスカウトは、ヘッドハンター型サービスを展開しています。ヘッドハンター型サービスとは、4,300名以上のヘッドハンターがあなたの代わりに仕事を探して提案してくれるサービスのことです。
通常の転職エージェントであれば、キャリアアドバイザーが求人を探して紹介してくれるため、「求人を紹介してもらう」という点では同じように見えるかもしれません。
しかしヘッドハンター型サービスの場合、ヘッドハンターは企業の役員や人事のトップなどの重役から、直接求人の依頼を受けている傾向があります。つまり役員が個別に依頼するような重要なポジションや希少な求人であることが多いのです。
またこのような求人の多くは、一般的な転職サイトやエージェントの求人には掲載されていません。よってハイクラスやエグゼクティブで求人が見つかりにくい人ほど、リクルートダイレクトスカウトのようなヘッドハンター型サービスの利用をおすすめできます。
特徴3.限定の顧問求人スカウトを受け取れることも
リクルートダイレクトスカウトに登録すると、希望者は限定の「顧問求人スカウト」を受け取ることができます。
顧問求人スカウトとは、業務委託で企業の顧問として働くスカウト求人のことです。多くの企業が経営や重要施策に関する専門的なアドバイスを求めており、外部の専門家を登用するケースが増えています。
豊富な知識や経験を取り入れることで、企業は多角的な視点で業績向上や事業の改善、人事制度改革に取り組むことができ、求職者にとってもさらなる経験を積めることや、質の高い仕事を目指せるなど多くのメリットがあるのです。
顧問求人スカウトの受信は、設定画面で簡単に変更することができます。顧問求人案件に合致する経歴がある場合にスカウトを受け取れるため、レジュメはしっかりと入力しておくことが大切です。
2018年に副業が解禁されて以降、若手や中堅のハイキャリア層が業務委託で働くケースも増えています。副業を禁止していない会社に勤めているなら、今の仕事はそのままに新しい仕事を追加し、経験を積むことも一つの選択肢でしょう。
3.リクルートエージェントとの違いは?
この章では、「リクルートダイレクトスカウト」と「リクルートエージェント」の違いを紹介します。両サービスとも人材業界大手の株式会社リクルートが運営していますが、サービスの種類や対象とするキャリア、求人への応募方法などの特徴が異なります。
比較項目 | リクルートダイレクトスカウト | リクルートエージェント |
サービスの種類 | 転職スカウトサービス | 転職エージェント |
対象人材のキャリア | ハイキャリア・エグゼクティブ | 幅広いキャリアに対応 |
専属のキャリアアドバイザーの有無 | 無し | 有り |
履歴書添削や面接対策などの支援 | 無し | 有り |
ヘッドハンターによるスカウト | 有り | 無し |
応募する求人 | ヘッドハンターからスカウトを受けた求人 | キャリアアドバイザーに紹介された求人 |
リクルートエージェントは、転職エージェントサービスです。求職者一人ひとりに専任のキャリアアドバイザーが付き、書類添削や面接対策などを含む手厚い転職サポートを受けられます。応募する求人については、キャリアアドバイザーから求人案件を紹介されるのも大きな違いです。
キャリアアドバイザーは、ヘッドハンターのように企業から求人の依頼を直接受けた人では無いものの、あなたのことをよく理解したうえで最適と判断した求人を紹介してくれます。
このため転職活動に不安がある人や仕事を選びをサポートしてもらいたい人など、転職活動開始から入社まで一気通貫してサポートを受けたい場合は、リクルートエージェントの活用がおすすめです。
ただリクルートエージェントもハイキャリア・エグゼクティブ求人を保有していますが、これらのキャリアに特化しているわけではありません。またヘッドハンターによるスカウトが無いため、紹介される求人の質が低いと感じる人もいるでしょう。
よって、リクルートダイレクトスカウトとリクルートエージェントの併用をおすすめしています。
併用することで、ヘッドハンターのスカウトとキャリアアドバイザーの転職サポートの両方を活用できるからです。両サービスのメリットを活かしながら、デメリットをカバーし、転職活動を有利に進めていきましょう。
4.リクルートダイレクトスカウトの口コミ・評判
この章では、リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)の口コミや評判について徹底分析します。
リクルートダイレクトスカウトには良い評判が多数みられましたが、一部ではイマイチな口コミ・評判もありました。
a.リクルートダイレクトスカウトの良い評判・口コミ
リクルートダイレクトスカウトの良い評判・口コミを紹介します。リクルートダイレクトスカウトの評判を分析したところ、大きく以下の4つに分けられました。
早速、みていきましょう。
良い評判1.他の転職サイトでは見つからない魅力的な求人が多数掲載されている
もっとも多くみられたのは、他の転職サイトでは見つからない魅力的な求人が多数掲載されているという評判でした。
「管理職への転職に最適なサイトです」
管理職として長く働いた経験を活かした転職を検討していましたが、希望に適した就業先がなかなか見つからずに苦労していました。転職サイトを使うことも必要だと感じてキャリアカーバーを利用してみると、管理職の経験者に最適な求人広告が並んでいることに驚きました。専門性が高く、経験を重視する求人が主流なので他の転職サイトと比べると広告の数が少ないのが欠点ですが、担当スタッフの丁寧なサポートが受けられるので安心して利用することが出来ます。
「管理職でしたが、以前の実績を評価してくれていい待遇を受けています」
前職では管理職として仕事をしており、新しい環境を求めて転職活動をしていました。しかしなかなかいい処遇に巡り合うこともできなかったのです。また、面接でも何社か落ちてしまいました。このサイトでは、ヘッドハンティング制度を採用していることから利用してみました。自分のアピールポイントを登録するだけで関心のある企業からアプローチしてくれるので待っているだけで済むという簡単なシステムが他の転職サイトにはなく気に入りました。新しい自分を発見できてよかったです。
「納得行くまで案件を吟味したかったので満足です。」
前の会社には10年勤務してからの転職のため、そのキャリアを最大限に活かせる転職先を探していました。多くのコンサルタントの中から自分の市場価値を最大限に高めてくれる担当者を選定できる点は、大リーグの代理人と同様で非常に重要です。有利に転職を進めていくための情報やいい案件を提供してもらえて非常に助かりました。転職先にこだわりたい方、納得できる会社が見つかるまでじっくりと活動したい方に向いているのではないでしょうか。
「キャリアアップ」
職場環境や給与に満足出来ず、いろいろな転職サイトを調べましたが理想の求人が見つからずに困っていました。複数の転職サイトを比較する中でキャリアカーバーの存在を知り、高収入な仕事が多いことに興味を惹かれて利用してみました。単に収入が多いだけではなく仕事の専門性が高いことから、やりがいのある仕事を探すには最適です。レベルの高い仕事なので求人数が少ない欠点はありますが、転職の条件に妥協したくない人には最適なサイトと言えます。
「ハイクラス寄りのサイトです。」
他のサイトにも数社登録しているのですが、比べてみるとこちらのサイトは、やはり全体的にスペックが高めの求人が多いです。ただ自分としては、今より高みの消費財系の仕事を目指しているので、こういうサイトでしっかりと情報収集していくつもりです。リクルートが運営しているので、信頼できるかなという気がしています。時々気になる求人もあるので、これはと思うのがあったら応募してみたいと思っています。
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス向けのヘッドハンター型サービスです。
ハイクラス向けの転職サービスは他社にもありますが、リクルートダイレクトスカウトの求人はヘッドハンターが企業と直接やりとりしていることから、他社にはない魅力的な求人が多数あることが口コミからもわかります。
どのような案件があるかを知りたい人は、まず登録してみて実際のスカウトを待ってみることがおすすめです。
良い評判2.ヘッドハンターを選べたのが良かった
ヘッドハンターを選べたのが良かった、という口コミもありました。
「ハンターを替えて効率よく」
ヘッドハンティング型の転職サイトを一度利用してみようと思い、ネットで検索していたらキャリアカーバーを見つけました。
利用してみて分かったのですが、ヘッドハンターを自分で選べるので、自分に合わないヘッドハンターで時間を無駄にするより、ハンターを替えた方が効率的に転職先を見つけられるということです。これは私にとって、とても良かったと思います。いくつか年収1,000万円以上の求人案件も紹介してくれましたが、私のキャリアでは荷が重すぎる気がしてお断りしました。
現在は年収も300万円程アップし、主にシステム開発のプロジェクトマネージャーの仕事に就いています。キャリアもアップし仕事に見合う収入も得られて、転職は正解でした。更にキャリアを積んで自信がついたら、収入1,000万円以上の転職にも挑戦してみたいと思います。その際にも利用できたらと思っています。
「ハイクラスの求人が多いです」
担当のヘッドハンターを年代や雰囲気だけでなく、経歴や実績なども確認して自ら選ぶことができたのが良かったです。残業が多くあまり転職活動に時間を設けることができなかったのですが、登録の後はヘッドハンターが自分の希望業界や条件に合わせた企業を提案してくれるので助かりました。また求人も他のサイトよりもハイクラスの案件が多く、非公開の求人も条件に合えばヘッドハンターが紹介してくれるので効率よく転職活動ができたと思います。
リクルートダイレクトスカウトに登録するとヘッドハンターからスカウトを受けられますが、登録者限定でヘッドハンターを検索することも可能です。
通常の転職エージェントでは自分でキャリアアドバイザーを選ぶことはできないため、やりとりする人を自分で選べることはリクルートダイレクトスカウトの大きな強みといえます。
経歴や実績、得意とする案件や領域を参考に、気になるヘッドハンターを見つけたら自分から連絡を取ってみるのがおすすめです。優秀なヘッドハンターに出会えると転職活動がより成功に近づくため、ぜひ活用してみてください。
良い評判3.満足のいく転職先に入社できた
満足のいく転職先に入社できたという喜びの声も聞かれました。
「最高の仕事に出会えた!」
最初から期待大で利用し始めたけど、期待通りの内容で感激!利用登録したら非公開情報も全て見られるし、サポートも十分。しかも他のサービスと違って、手間がかからないのが良かったです。登録後はスカウトを待つだけ!だから転職についてクヨクヨ悩むことも無かったし、すごくスムーズに転職活動が進みました。このサービスを選んだおかげで自分の好みに合う最高の仕事に出会えたし、収入も自分の希望以上で嬉しいです。
「ヘッドハンターさんのお陰でいい転職が出来ました」
現在勤めている会社の仕事がかなり忙しく、その割には給料も今ひとつ物足りないということで転職を考えました。あちこち転職サイトを物色しましたがなかなかフィットするものがなく、ようやくこの「キャリアカーバー」にたどり着き自分との相性の良さを感じて登録しました。相性の良さというのは、ここは登録した後はヘッドハンターから声のかかるのを待つ、という待ちのスタイルが特徴で、現職で多忙な自分にはその点が合っていたのです。
ただハイクラスな求人が多いそうなので自分には難しいかなという不安もありました。それでも登録して2週間ほどでちょうど私の望んでいたような企業を紹介されました。その後はヘッドハンターの方の尽力もありトントン拍子で話が進み内定獲得から転職の運びとなりました。その間手数料などすべて無料というのもありがたかったですね。前の会社より時間的にもゆとりが生まれ年収もアップ、いい転職が出来ました。
ヘッドハンターは企業の役員などから直接依頼を受けているため、その求人の特徴や採用の背景などから、どのような人材をアサインすることが最適かを理解しています。
ただ目先の転職成功に向けて求人を紹介するのではなく、転職のプロとして企業と求職者の双方が長期的に発展するよう考えているヘッドハンターが多いのです。
同時に複数のヘッドハンターと連絡を取ることが可能ですので、ヘッドハンターの力を活用しながら自分に最適な企業を探すとよいでしょう。
良い評判4.転職活動をサポートしてもらえて助かった
転職活動をサポートしてもらえて助かった、という声も聞かれています。
「自分の行きたい業種がやっとわかった」
今回、 私が就職活動をしてみて感じたことは、やはり自分の情報量だけでは全然足りないということです。自分だけでは集めることのできない業界の情報や、知識ノウハウをキャリアカーバーの人たちは持っていたので非常にスムーズに話し合いが進みました。職業選択の際に必要なものはやはり、一番は情報であると思います。なので、その情報を正しく、しかも要約して教えてくださるので、非常に良いサービスだと思います。
「中小企業の求人が多い印象」
サイトは検索しやすく中小企業が多いので、有名大学でない自分にとってはとても使いやすい印象を受けました。おかげで数社からオファーをもらいまずまずの会社に転職できました。以前勤めた会社はよく下調べをしないまま、内定をもらった嬉しさのあまり直ぐに決めて失敗しました。キャリアカーバーはサポートシステムもあり、担当してくれた方が親切にアドバイスをしてくれて、自分に合った会社を進めてくれたので本当に助かりました。
リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターは、転職市況や各企業の動向など、求職者が一人では手に入れられない情報を多数持っています。これらを得ることで、求職者は転職活動においてより最適な選択ができるようになるでしょう。
このためまだ転職すると決めていない人でも、転職活動の情報収集としてリクルートダイレクトスカウトに登録することもおすすめです。
b.リクルートダイレクトスカウトのイマイチな評判・口コミ
次に、リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)のイマイチな評判や口コミを紹介します。リクルートダイレクトスカウトの口コミ評判には、以下のようなイマイチな内容もありました。
よい評判と合わせてチェックしておきましょう。
悪い評判1.求人のレベルが高すぎる
求人のレベルが高すぎる、という口コミがみられました。
「ハードルが高すぎる」
20代後半で転職を希望していますが、このサイトでは自分にはかなりハードルが高いと感じました。確かに掲載されている企業は誰でも知っているような一流企業が多く、もし採用されればそれなりの収入は得られると思います。しかし自分の学歴や現在の仕事の内容からすると、恐らく鼻にもかけられないことでしょう。このキャリアカーバーはあくまでも参考としてとらえて、自分の力量に合った転職サイトで転職先を見つけようと思います。
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス・エグゼクティブ向けの転職スカウトサービスです。このため人によってはレベルが合わないと感じる人もいるでしょう。
なお転職サービス全般にいえることですが、基本的に誰でも登録することは可能ですが、その先の求人紹介やサポートを受けられるかは別の話です。求職者のキャリアによってはアサインできる求人がなく、応募しても連絡が来ないということはよくあります。
このため求人応募後にヘッドハンターから連絡がない状態がしばらく続いたら、他の転職サービスを活用しましょう。
悪い評判2.ヘッドハンターの対応がイマイチだった
ヘッドハンターの対応がイマイチだったという口コミもありました。
リクルートダイレクトスカウトには、4,300名以上(2022年5月時点)のヘッドハンターが在籍しています。このため一部では、対応がイマイチなヘッドハンターがいるのかもしれません。
またヘッドハンターの良し悪しは、求職者との相性によっても変わります。会話をしていてなんとなく合わない……と感じることもあるでしょう。
もしヘッドハンターと合わないと感じたら、自分でヘッドハンターを探し連絡してみるのがおすすめです。
悪い評判3.送られてくる求人が自分の希望に合わない
送られてくる求人が自分の希望に合わない、という口コミ評判もありました。
リクルートダイレクトスカウトのスカウトサービスは、求職者が登録したレジュメの内容を元に送信されます。このためレジュメの内容が不足していると、希望とは異なる求人が飛んできてしまいます。
求人が合わないと思ったら、まずはレジュメの登録を見直すこと、そのうえで自分の希望する業界や職種を扱うヘッドハンターに連絡を取ってみるとよいでしょう。
悪い評判4.スカウトメールの件数が多すぎる
スカウトメールの件数が多すぎるという、イマイチな評判もありました。
リクルートダイレクトスカウトでは、ヘッドハンターからメールでスカウトの情報を受け取ることができます。4,000人以上のヘッドハンターがいるため、ハイキャリアで条件に合う求人が多い人ほど、多くのメールが届くのです。
転職活動において多くの求人をチェックできるのは本来メリットなのですが、あまりにも件数が多いと困ってしまう人もいるでしょう。スカウトメールを受け取りたくない人は、会員ページからの設定変更で停止することも可能です。
5.リクルートダイレクトスカウトを利用するメリット
結論として、リクルートダイレクトスカウトを利用するメリットは以下の5点です。
- 良質なハイクラス・エグゼクティブ向けの求人を見られる
- 優秀なヘッドハンターからスカウトを受けられる
- 自分では探せなかった求人が見つかる
- 複業に最適な顧問求人スカウトから、キャリアの幅を広げられる
- 納得感のある転職活動につながる
リクルートダイレクトスカウトに登録・利用すると、他の転職サービスでは扱っていない良質なハイクラス・エグゼクティブ求人を紹介してもらえます。このため今まで求人を探すのに苦労していた人こそ、まず登録してみるとよいでしょう。
ヘッドハンターからの案件紹介を受けながら、転職活動に必要な情報収集をおこない、自分に最適なキャリアプランや企業を模索することがおすすめです。
6.リクルートダイレクトスカウトがおすすめな人の特徴
リクルートダイレクトスカウトは、以下のような人におすすめできる転職サービスです。
- ハイクラス・エグゼクティブ求人を探している人
- 現在の年収が600万円以上の人
- ヘッドハンターから自分に最適な厳選企業や案件を紹介してもらいたい人
- ヘッドハンターを自分で選びたい人
- 転職活動に活きる、濃密な情報を得たい人
これらに当てはまる人は、リクルートダイレクトスカウトを活用してみるとよいでしょう。ヘッドハンターを自分で選べることから、自主的に考えながら転職活動を進めたい人にも最適です。
7.リクルートダイレクトスカウトの利用手順
この章では、リクルートダイレクトスカウトの利用手順を紹介します。
登録前にぜひチェックしてみてください。
手順1.Webサイトから会員登録する
初めに、リクルートダイレクトスカウトのWebサイトから会員登録をおこないます。フォームに従って、以下を順番に入力していきます。
- 氏名
- 生年月日
- 年収
- 学歴
- 語学レベル
- 職務経歴
またレジュメの項目もしっかりと入力しておくと、ヘッドハンターや企業の目に留まりやすくなります。
手順2.ヘッドハンターや企業からのスカウトをチェックする
ヘッドハンターや企業からスカウトが届いたら、内容をチェックします。必要に応じて面談もしながら、今後のキャリアプランや希望を伝えます。
気になる企業や案件があれば、ヘッドハンター経由で応募しましょう。
手順3.書類選考や面接を受ける
求人案件に応募したら、書類選考や面接に進みます。
リクルートダイレクトスカウトには、書類添削や面接対策などの転職サービスはないため、それらの対策をどこまで受けられるかは、ヘッドハンター次第です。
企業の役職者などとつながっているケースが多く、選考突破に必要な情報を教えてくれるケースは多いです。しっかりと情報収集をおこない、書類作成や面接本番に備えましょう。
8.リクルートダイレクトスカウト活用のポイント
リクルートダイレクトスカウトの活用ポイントは、以下の3点です。より効果的に活用するために、以下のポイントを押さえておきましょう。
転職活動成功に向けて、ぜひチェックしてみてください。
ポイント1.レジュメの内容を充実させる
レジュメの内容を充実させることは、非常に重要です。
レジュメとは、職歴を含むこれまでの経験や経歴をまとめた情報のことです。過去の勤務先はもちろん、業務内容や実績、活かせるスキルやアピールポイントを詳細に記載しておくことが大切になります。
なぜならヘッドハンターや企業は、このレジュメの内容を見てスカウトを送付しているからです。レジュメの内容が曖昧だと自分に最適なスカウトを受けられず、希望に合わない内容のスカウトが大量に送付されてしまいます。
詳細に記載するほどあなたの強みがわかりやすく、ベストマッチするスカウトを受け取りやすくなるため、レジュメは詳細に記載しておきましょう。
ポイント2.経歴の嘘はつかない
2つ目のポイントは、経歴に嘘をつかないことです。
ヘッドハンターはレジュメの内容を見てスカウトを送付するため、記載内容や実績を少し盛ることを含めて、嘘をついてしまおうかと考える人もいるかもしれません。確かに職歴は年金手帳などの情報から詐称が難しいものの、業務内容や実績は自己申告です。
しかし自分の実力以上の経歴や実績で内定を獲得しても、本当の実力が企業が求めていたスキルに足りなければ、入社後に活躍することはできません。結果として短期離職につながりやすく、次の転職活動で大きなデメリットとなります。
このように経歴に嘘をつくことは長期的なデメリットが大きいため、絶対にやらないようにしましょう。
ポイント3.複数の転職エージェントと併用する
最後のポイントは、複数の転職エージェントと併用することです。
リクルートダイレクトスカウトと他社の転職エージェントを併用することで、以下のような相乗効果が期待できます。
- 各転職サービスが保有する独占求人や非公開求人を見られる
- チェックする求人数が増えることで、自分に最適な企業に出会いやすい
- 同時並行してサービスを活用することで、精神的な余裕を持てる
- 転職活動に有益な情報を得やすくなる
このように他社の転職エージェントを併用することは多くのメリットがあり、結果として転職活動を有利に進められるのです。そこで次章では、リクルートダイレクトスカウトと併用したい転職エージェントを紹介します。
9.リクルートダイレクトスカウトと併用したい転職エージェント
この章では、リクルートダイレクトスカウトと併用したい転職エージェントを紹介します。併用することで転職活動がより効果的になりますので、ぜひ活用してみてください。
- doda
- リクルートエージェント
- JACリクルートメント
それでは、みていきましょう。
doda
運営会社名 | パーソルキャリア株式会社 |
得意業界 | 全業界・業種 |
求人数 | 公開求人数:13万件以上 (2022/4/22時点) |
拠点 | 29拠点 |
利用料金 | 無料 |
dodaは、転職エージェント、転職サイト、ダイレクトスカウトの全ての機能を1つのサービスとして利用することができる転職サービスです。求人数も国内最大級でありながら、面接対策や職務経歴書の作成支援など、さまざまな支援も手厚く行ってくれるため、必ず登録することをおすすめできるサービスです。
- とりあえず転職サービスに登録しようと考えている人
- 転職実績と豊富な求人数を求めている人
- アドバイザーから専門的な転職のアドバイスを受けたい人
リクルートエージェント
運営会社名 | 株式会社リクルート |
得意業界 | 全業界・業種 |
求人数 | 公開求人数:180,000件以上(2022/4/22時点) |
拠点 | 16拠点 |
利用料金 | 無料 |
リクルートエージェントは、公開非公開合わせて30万件を超える、日本最多クラスの求人数を常に扱っている転職エージェントです。非常に広い媒体に広告掲載を行い、認知拡大を図っているので、ご存じではないでしょうか。
非公開求人だけでも20万件を超えており、他の転職サービスを圧倒する求人数を誇ります。書類の支援なども受けられるため、条件の良い求人情報に出会うためにも登録は必須といえるでしょう。
- できるだけ条件の良い求人情報に出会いたい
- 知名度の高いサービスを使いたい
- どの業界に転職するか決めかねている人
JACリクルートメント
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
得意業界 | コンサルティング、管理職、各種専門職 |
対応エリア | 全国 |
求人数 | 約25,000件 (2022/4/18時点) |
利用料金 | 無料 |
JACリクルートメントは、年収600万〜1,500万円以上の求人を扱う、ハイクラス・ミドルクラスに特化した転職エージェントです。
約800名の転職コンサルタントが直接企業と求職者の双方とコンタクトを取るため、コミュニケーションの齟齬が起こりにくく、一人一人の求職者に適切な求人を紹介してくれます。
年収の高い求人が多く、ハイクラス求人に特化しているため、現在、管理職やスペシャリストとなっている人にとっては非常におすすめの転職エージェントです。
- ハイクラス求人で採用されて年収をアップしたい
- 丁寧な転職支援を受けたい
- さらに条件の良い会社に転職したい
10.リクルートダイレクトスカウトの利用でよくある質問
最後に、リクルートダイレクトスカウトの利用について多く寄せられる質問について回答します。
気になる点があれば、解消しておきましょう。
質問1.スカウトが届かないことはありますか?
求職者のスキルやキャリアによっては、スカウトが届かないこともあります。
リクルートダイレクトスカウトに登録すると、ヘッドハンターや企業は登録されているレジュメの内容を確認し、求人要件に当てはまると判断した人材にスカウトを送付します。
このためレジュメの内容から求人要件を満たしていると判断できない場合は、スカウトが届かないでしょう。また転職市場の状態によっては求人が少なく、スカウトが届きにくいこともあります。
レジュメの内容が詳しく書かれているほど、ヘッドハンターの目に留まりやすくなるため、まずはレジュメを充実させることがおすすめです。
質問2.スカウトに返信しないとどうなりますか?
スカウトに返信できるのは、システム上14日間となっています。
送付されたポジションに興味があるにも関わらず返信が遅くなった場合、他の候補者で該当のポジションが充足してしまい、応募ができなくなる可能性があり注意が必要です。
また応募が殺到することでヘッドハンターや企業が面談の受付を締め切ってしまうこともあります。このため、興味があるスカウトには早めに返信することがおすすめです。
質問3.すぐに転職することは可能ですか?
リクルートダイレクトスカウトはヘッドハンターから案件を紹介してもらうサービスのため、転職までに時間がかかりやすいです。自分に最適な案件がすぐに見つかる人もいますが転職市場の状況にもよるため、ある程度の運ともいえるでしょう。
もし急いで転職先を探している場合は、先述した他の転職エージェントを併用し、行動量を圧倒的に増やしていきましょう。
質問4.複数のヘッドハンターと面談するのはありですか?
はい、問題ありません。
気になるヘッドハンターがいたら、積極的に連絡をしてみましょう。複数のヘッドハンターと同時進行でやりとりすることで、自分の希望に最適な案件が見つかりやすくなります。
質問5.利用料金はかかりますか?
かかりません。求職者は無料でサービスできます。
11.まとめ
リクルートダイレクトスカウトのサービスの特徴や口コミ評判を徹底分析し、利用するメリットやおすすめする人の特徴、活用のポイントなどを解説しました。
リクルートダイレクトスカウトはハイクラス・エグゼクティブ向けの転職スカウトサービスで、ヘッドハンターから質の高い案件の紹介を受けられます。
他の転職サービスにはない魅力的な求人が掲載されていることや、ヘッドハンターを選べるなど良い評判が多数見られる一方で、求人のレベルが高すぎる、希望通りの求人を紹介してもらえないなどイマイチな評判も聞かれています。
どのような案件を紹介してもらえるかは転職市場の状況によっても異なるため、リクルートダイレクトスカウトを活用する際は、他の転職エージェントを併用しながら転職活動を進めていくとよいでしょう。
あなたが理想のキャリアを叶えられることを願っています。