- 転職したい
- でも今の仕事が忙しすぎる
- 先に仕事辞めたら気楽に転職活動ができるのでは?
こんな流れで、「転職活動をする前に今の仕事を辞めてもいいかも」と考えていませんか?
しかし、ちょっと待ってください。
今の仕事を辞めてから転職活動をするという流れにはいくつか大きなリスクがあります。
このページでは、仕事を辞めてから転職活動を始めるデメリットと解決策について紹介しています。今、仕事を辞めたい、転職したいと考えている場合には必見の内容です。
仕事を辞めてから転職活動をすることが危険な理由
ではここから、仕事を辞めてから転職活動をすることが危険な理由について具体的に解説します。
収入が1ヶ月以上途切れる
会社を辞めてから、次の会社での内定獲得まで1〜2ヶ月ほどかかることがほとんどです。
一定以上の規模の会社では、人事担当者との面接、所属する予定の部署のメンバーとの面談・面接、役員や社長の面接などの3回程度の選考があります。
それぞれ数日程度で合否が出て、次の選考が1週間後あたりに設定されることが多いため、面接の選考だけで3週間〜1ヶ月程度かかることが多いでしょう。もちろん、それ以外に書類選考やテストなどを受けると、さらに内定獲得までの時間がかかることになります。
そして、内定を獲得できたとしても、会社側の都合で「次の月の1日」など、入社日の調整が入るため、最大で1ヶ月程度入社の時期が遅くなることがあります。
また、スムーズに内定が獲得できなければ転職活動を継続する必要があるため、どんどんと無収入期間が長引いてしまいます。
先に会社を辞めてしまうと、最低でも1ヶ月程度は無収入の期間ができてしまう危険性が高いので、先に会社を辞めることはおすすめできないのです。
焦ってあまり良くない企業に入社してしまう
仕事を先に辞めてから転職活動を行うと、「仕事をしていない」という罪悪感や後ろめたさなどを抱えてしまうことがよくあります。
こういった感情を抱えてしまうと、転職活動で焦ってしまうでしょう。また、先に紹介した収入が途切れてしまう点も焦りを助長させるポイントになります。
仕事に対する焦りを抱えて転職活動を始めてしまうと、一番最初に内定が出たところに飛びついてうことも少なくないため、もう少し吟味して転職活動を進めていれば、もっと良い企業に巡り会えていたという可能性を潰してしまうことになりがちです。
そのため、転職活動の結果得られる、雇用条件が前職より悪化したり、もっと得られるはずだった良い条件を無駄にしてしまうという可能性があるのです。
企業からの評価が下がる
日本の企業では、仕事のブランク期間が厳しく見られることが少なくありません。
先に仕事を退職しているということは、書類選考や面接を受けるタイミングでは「ブランクの期間」であると見られてしまいます。
働きながら転職活動をするという方が大半ですので、「なぜ先に辞めたのか」を面接担当者が納得できる形で説明しなければ、マイナスとして捉えられてしまうのがほぼ確定してしまうでしょう。
近年の転職市場では、仕事のブランク期間があっても採用がされやすい価値観の企業が増えてきましたが、それでもブランクがある人よりは、企業からの評価が下がりやすい傾向にあるといえます。
転職活動より前に辞めた方がいいパターン
ここまで、「仕事を先に辞めてから転職活動をするのはNG」というような理由をご紹介してきました。しかし、どんな人でも、転職活動より前に仕事を辞めてしまうのがダメなわけではありません。
今の仕事・会社を続けていると、自分に損害が加わるような場合には、今すぐ会社を辞めた方がいいといえます。
具体的に言えば、ハラスメントがひどかったり、業務時間が長すぎたりなどの理由によって、現状が続くと心身の障害が生まれてしまう場合がこれにあたります。
心身の健康を害してしまうと、元の状態に戻れない可能性もありますし、治療などに対して余計なコストや時間を使ってしまうことになりかねません。
そのため、すぐに辞めないと心身に異常をきたすような場合には、転職活動よりも前に、現在の仕事を辞めることをおすすめします。
ハラスメントが酷かったり、仕事環境が良くないブラック企業の場合には、退職でも揉める可能性がありますので、退職代行サービスを利用するとスムーズに退職することができるためおすすめです。
仕事を辞める前にできる転職準備
ここまで、仕事を辞める前に転職活動を始めた方がいい理由を中心に話を進めてきました。
では、いきなり本格的な転職活動を始めよう!と考えても、何から始めたらいいかわからないことが多いでしょう。
そこでおすすめなのが、転職エージェントや転職サイトに登録して、実際の求人情報やオファーを受け取ってみることです。
転職した後の平均年収やオファーを簡単に受け取れるのが、viewです。
アプリをインストールして、キャリア診断、価値観診断をすれば、各社からのオファーが届き、大体どれくらいの年収で転職できそうかがわかります。
この段階で、想定よりも条件が低ければ、転職活動を本格的にしないということができるでしょう。逆に、想定よりも条件が高い場合には、転職活動に本腰を入れても報われる可能性が高いことがわかるでしょう。
もちろん、最初から転職のプロと話をすることができる転職エージェントに登録するのもいいでしょう。
まとめ
このページでは、転職活動は、仕事を辞めてから行うべきか、辞める前に行うべきかについて解説しました。
このページで解説したように、基本的には仕事を辞める前に転職活動を行うのがいいでしょう。しかし、いきなり本腰を入れて転職活動を行うのも難しいと思いますので、このページで紹介したような、オファーが簡単にもらえる転職サイト・アプリを利用してみましょう。
そこで転職活動を本気で取り組んでもいけそうだと判断したら、転職エージェントを利用することをおすすめします。
このページを参考に、ぜひ転職活動を成功させてください。