平均年収が日本でもトップクラスの会社として有名なのが日本テレビ(日本テレビホールディングス)です。
平均年収が高い日本テレビに入社すれば自分の年収も上がるのでは?と考えている人も少なくないでしょう。
そのためこのページでは、日本テレビホールディングスへの転職難易度や平均年収、日本テレビへの転職におすすめな転職エージェントなどを徹底解説します。
https://salaryup.biz/agent-recommend-salaryup/転職活動前にチェックしたい日本テレビホールディングスの概要
まずは、日本テレビホールディングスの会社やサービスの概要についてみていきましょう。
企業概要
企業概要は以下の通りです。
会社名 | 日本テレビホールディングス株式会社 (日本テレビの親会社) |
上場市場 | 東証プライム(証券コード:9404) |
設立 | 1952年10月28日 |
資本金 | 186億円 |
売上高 | 約4,063億9,500万円(2022年3月期) |
主な事業・業界 | 放送・メディア |
従業員数 | 連結:5,096名(2022年3月期) 単独:199名(2022年3月期) |
拠点 | 本社:東京都港区 |
日本テレビ(ホールディングス)は、放送法によって制定された公共電波を使ったTVを放送することができる会社です。
実際のテレビ局の運営は、子会社である日本テレビが行っておりますが、このページでは親会社である日本テレビホールディングスについて業績などを紹介していきます。
テレビ局としての事業だけではなく、新聞社の株式も保有しているところも注目すべきポイントで、マスメディアに幅広く携わっている会社といえます。
日本テレビホールディングスは、上の図からもわかるように、毎年数百億円の経常利益を残している企業です。
また、コロナショックの間も赤字を出さずに運営できていることから、業績を安定させて利益を残せている優秀な会社であるといえるでしょう。
平均年収
日本テレビホールディングスは日本でも有数の高年収会社であることはよく知られているとおりです。
2022年3月期に出された有価証券報告書に示されている平均年間給与は、13,791,193円となっています。
テレビを中心としたマスメディア業界全体で平均年収が高い傾向がありますが、日本テレビはその中でも若干高い傾向にあります。
社風
日本テレビはチャレンジを許容する社風といえます。
会社内の制度は年功序列の性質が強いようですが、会社としてテレビ以外のチャンスにも挑戦していかなければならないという雰囲気が強いようで、新たなチャレンジは積極的に許容してくれることが多いようです。
コミュニケーションも活発に行われるようなので、風通しも比較的良いことが伺えます。
日本テレビへの転職難易度
日本テレビへの転職難易度は非常に高いといえます。その理由は以下のとおりです。
- 各分野の経験者・スキル保有者のみを募集している
- 年収の高い企業であることが知られている
日本テレビの中途社員募集(キャリア採用)は、各募集職種の経験者や一定以上のスキルを保有している人のみが応募できるような募集要項となっています。
経理部門では、公認会計士や税理士などの有資格者を募集しているなど、非常に高いスキルや経験が求められることがわかります。
また、テレビ業界や日本テレビホールディングス自体が年収が高いことは一般的に知られていますので、応募自体は多く集まることが予想されます。
この2点が合わさることで、転職難易度は高いことがわかります。
日本テレビホールディングスで募集されている職種
日本テレビホールディングスで募集される職種についていくつかご紹介します。
経理部門
グループ企業を含めた経理業務を行う部門です。
公認会計士や税理士資格保有者、監査法人などでの経験者が募集されています。
一般的な中小企業よりも大規模な経理業務を行う必要が出てきますので、高いレベルを要求されているとみられます。
エンジニア職
日本テレビでも、コンテンツ領域やデータマネジメント、新しいサービスの開発などでエンジニアが募集されています。
募集されているポジションによって何をするべきなのかは変わってきますが、ほとんどのエンジニア募集の求人で、「大規模サービスの開発、マネジメント経験」などが必要とされていますので、やはりプロフェッショナルを募集していることがわかります。
マーケティング職
SNSやYouTubeなどのインターネットを中心としたプロモーションを行うポジションが募集されています。
Webディレクターやコンテンツマーケティング経験者が募集されていますので、一般的にデジタルマーケティングの経験者が募集されているといえます。
日本テレビではマスメディアからの脱却に近い方向性で会社全体で新たなチャレンジを積極的に行っていますので、今後さらにマーケティング職が募集される可能性が高いといえます。
日本テレビホールディングスの口コミ・評判
日本テレビに寄せられている口コミ・評判を内容別にわけて紹介します。
現在在籍している方や過去に在籍している方が口コミや評判を書きこめるサイトに寄せられた評判を一部見ていきます。
給与面・待遇面の口コミ・評判
年功序列で給料は上がっていく。給与は他業種に比べて高く、評価制度もあまり差はつかないため非常に安定はしている。賞与は業績連動の割合が高いので景気に左右される。
3年目までは位が変動しない。3年目以降に位が一つ上がる。飛び級は存在しないため、着実に評価をあげて給与をあげるしかない。
給料は高い。平均的な社員なのでそれが正当に評価された結果なのかどうかはよくわからない。
業績連動のため、ボーナスはそれにかなり左右される。またボーナスの割合が比較的大きい。
中途社員で総合職に転換してもプロパー組と同じグレードにせず入社年次でグレードを決めており社会人歴では10年以上でも入社年次では数年の新入社員レベルに据え置かれている。理由についても賃金制度について変えるのに時間がかかるという説明しかなく不透明感が強い。何人かは既にこの対応に不満を持ち退職している。特別な昇給制度を設けて不満を減らそうとしているがいまいち明確な基準が示されておらず納得しづらい。中途入社する際はここの部分、グレードについてよく確認した方がいい。グレードは37歳以上なら本来5となるはずだがされていない社員が多くいる。
出典:openwork
給与制度は年功序列の性質が強いことがわかります。
しかし、数十年経たないと高年収にならないわけではなく、入社数年で年収1,000万円に届く可能性があることも口コミからわかります。
労働環境に関する評判・口コミ
所属する部署によって雰囲気は異なりますが、私が今まで関わってきた人で根がいい人が圧倒的でした。若手を成長させようという感じがすごい伝わります。一方で、上層部の年齢層が高めだからか、会社全体として世の中の変革についていけていないかと思います。それは事業内容だけでなく、報道局や情報制作局の非常にアナログな業務の取り組みも含めます。
昔からのテレビビジネスだけでなく新たなチャレンジを数多く行っている。正直、まだまだ過去の成功体験から抜け出せない古い風土も残っているが、中途採用も積極的に行って新しい人材を確保しつつ、外部のノウハウを積極的に社内に展開しようとしているのは間違いない。テレビCMの広告収入が収益の柱であるのはまだ変わっていないが長期的には配信事業などの比率を高めていくべく様々な取り組みが進んでいる。
内部から見ても外部から見ても家族的な印象をもたれている。社員同士の連帯感は高く、物事に対して団結して乗り越えていこうという意識が根底に存在している。また、各部門の業務は独自性と専門性が高く、人事異動は社内転職に等しい環境となっている。その結果、社員が持つノウハウの多様性はとても広い。したがって、新たなプロジェクトが開始された場合においても、知見を持った社員の知恵を結集することで、大抵のことは乗り越えられてしまう。一方で、地上波放送という大きなビジネスの上に成り立っている業態の為、保守的な考え方が主流となっている印象だった。新しいビジネスを開拓する提案については、実施を許可された場合でも「ほどほどにやっておきましょう」というムードが漂っている。実際、その程度の認識で始めるビジネスが花開くことは少なく、やはり地上波放送を主軸にしたビジネスに重きを置かざるを得ない結果となっている。現時点で成功した新ビジネスは通販事業ぐらいだと思う。通販事業は、担当者の熱い想いをあきらめずに貫き通した結果、業界内でも一目置かれる状態となった。地上波放送というビジネス環境のもと、特にこの会社では、新しいことを始めようとした場合、かなりの労力を必要とすることを前提として考えておかなければならない。
この数年で見違えるほど変わった。もはやブラックな業界のイメージはほぼない。ただし報道や編成など、現場によってはやむを得ない急な呼び出しや休日出勤は存在する。
部署にもよるが、調整がつけば休暇はほとんど自由に取れると思う。
出典:openwork
部署にもよりますが、フランクにコミュニケーションが取ることができ、仕事の仕方もチャレンジングな方向性で進められることがわかります。
しかし、大企業ということで保守的な仕事の考え方も強いことが伺え、ブラックな業界イメージは解決しているとはいえ、若手にとっては少し窮屈に感じる環境とも言えるようです。
日本テレビホールディングスへの転職が向いている人の特徴
ここまで、日本テレビという会社がどんな会社なのかをご紹介してきました。では、日本テレビへの転職が向いている人はどんな人なのでしょうか?
向いている人の特徴をいくつかご紹介します。
ワークライフバランスのメリハリをつけたい人
日本テレビは、過去のブラックなテレビ業界のイメージから離れ、比較的、有給休暇の取得や労働時間の縛りに対してホワイト企業寄りになってきていることがわかります。
そのため、ワークライフバランスに気をつけて仕事をしていきたい人にとっては良い転職先企業といえるでしょう。
高い年収を獲得したい人
日本テレビホールディングスは、平均年収の高いテレビ・マスメディア業界に属しており、平均年収の高い企業として有名です。
日本の平均年収の約440万円の約3倍の年収を獲得できる会社といえるため、現在の雇用条件より良い条件に上げていきたい場合には良い転職先といえます。
高いスキルを持っている人
日本テレビに入社するためには、中途採用の求人に応募する必要がありますが、募集要項では各分野のスキル・経験が必須となっています。
そのため、募集されている職種において経験・スキルを持っている人にとっては良い転職先といえます。
日本テレビへの転職を成功させるポイント
では、難易度が高い日本テレビへの転職ですが、転職に成功するために注意するべきポイントもあります。
3つのポイントをご紹介しますので、ぜひ日本テレビへの転職チャレンジ前に確認しておくことをおすすめします。
自身のスキル・経験・実績を高める
日本テレビは、応募するだけでも比較的経験や実績、スキルが必要になります。
そして非常に人気の高い企業であるため、その会社に入社するには同じようなスキルや経験をクリアした中から選ばれる必要があります。
そのため、自身のスキルや経験を棚卸しし、必要であればそれらをさらに磨いていく必要があるでしょう。
最低限の応募条件をクリアしただけでは採用されるのが難しい可能性もありますので、競争相手に勝てるようなスキル、経験、実績を提示できるように準備しておくとよいでしょう。
求められる人物像を理解して、自身を売り込む
日本テレビに限らず、企業は転職希望者のスペックやスキルだけではなく、企業理念に基づいた行動をしてくれるかどうかもチェックしています。
そのため、どんな人材であればこの会社に求められているのかを理解し、「理想の人物像である」ことをアピールするとよいでしょう。
そのためには、日本テレビという会社をスペックだけで理解するのではなく、価値観や企業理念などを踏まえて理解する努力をするとよいでしょう。
転職エージェントを利用する
特に人気企業への転職の場合には、転職エージェントを利用した転職活動をするのをおすすめします。
転職エージェントを利用すれば、その企業の選考で想定される質問内容や書類選考の傾向などを事前に教えてくれることもありますし、応募前に企業の雰囲気を担当者から聞くこともできます。
難関企業への転職だからこそ、自身の転職活動を支えてくれる転職エージェントと二人三脚で進めていくことをおすすめします。
日本テレビ(ホールディングス)への転職におすすめの転職エージェント
日本テレビへの転職におすすめな転職エージェントは以下の特徴を持ったサービスです。
- ハイクラスに強い
- 求人数が多い
以上2つを兼ね備えている転職エージェントをご紹介します。
アサイン
アサインの概要
運営会社 | 株式会社アサイン |
得意業界 | コンサル/IT/営業/財務・経理 |
対応エリア | 全国 |
求人数 | 非公開 |
アサインは、20〜30代前半のハイクラスの転職に強みを持っている転職エージェントです。特にコンサルやIT業界、営業職への求人に強みを持っており、転職決定時の平均年収が850万円と若年層が転職で年収アップを目指す場合には、登録必須な転職エージェントといえます。
最初の面談では、キャリアの方向性や転職の希望を聞いてくれ、求人情報の紹介はありません。スキルやキャリアの方向性を合わせた求人情報を精査し、中長期的なキャリアの成功に近づける案件を3〜4社厳選して紹介してくれます。
- 高年収求人が多い
- 中長期的なキャリア相談が可能
- 担当者が全体的に優秀
アサインの評判・口コミ
とても誠実で親身になってキャリアの相談に乗ってくださりました。ろくに話もせずに20件以上の求人を送ってくる他社と比べて、本当に自分に合っている会社を提案してくれたので、もう一度転職するなら最初にアサインさんへ相談します。
Googleの口コミより
転職をこれまで何度かしてきましたが、どこの会社がいいよと言った一方的な職業紹介ではなく、これからのキャリアや、私の性格など、総合的に判断しアドバイスしていただけました。転職やキャリアに悩む友人がいたら、自信を持ってアサインさんをおススメします。
Googleの口コミより
- 20代30代から年収をアップしたい
- 中長期的なキャリアの成功に合わせて転職したい
- 営業やエンジニアなど、収入の高い業種のプロとして転職したい
\中長期的なキャリア相談も無料で可能/
JACリクルートメント
JACリクルートメントの概要
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
得意業界 | コンサルティング、管理職、各種専門職 |
対応エリア | 全国 |
求人数 | 約25,000件 (2022/4/18時点) |
JACリクルートメントは、年収600万〜1,500万円以上の求人を扱う、ハイクラス・ミドルクラスに特化した転職エージェントです。
約800名の転職コンサルタントが直接企業と求職者の双方とコンタクトを取るため、コミュニケーションの齟齬が起こりにくく、一人一人の求職者に適切な求人を紹介してくれます。
年収の高い求人が多く、ハイクラス求人に特化しているため、現在、管理職やスペシャリストとなっている人にとっては非常におすすめの転職エージェントです。
- 高年収求人が多い
- コンサルタントが多く・手厚い支援
- 利用者満足度が非常に高い
JACリクルートメントの評判・口コミ
他の人材紹介会社と比較すると、紹介が受けられる求人数はそれほど変わりませんでしたが、求人の質に関してはここが一番良かったし、条件面も良かった。キャリアコンサルタントは人によるので一概に評価できないが、私の担当者はかなり質が高かったように思います。求人に関しては比較的大手や外資系が多い印象を受けた。
他の大手エージェントは通常1名同士で面接のところ、2名がかりで面接してくださいました。また、他の大手では点数稼ぎに無理やりマッチングさせたり、人の職歴を見下したりするような感じを受けたこともありますが、こちらは親身に、非常に人間的なサービスをしてくださったことに感謝しています。
- ハイクラス求人で採用されて年収をアップしたい
- 丁寧な転職支援を受けたい
- さらに条件の良い会社に転職したい
\優秀なコンサルタントに無料相談可能/
ビズリーチ
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
得意業界 | 全業種・業界 |
対応エリア | 全国 |
求人数 | 10万件以上 |
ビズリーチは、印象的なテレビCMでもおなじみの転職サービスです。明確な転職エージェントサービスではありませんが、約1/3が年収1,000万円以上の求人情報であるため、転職で年収アップを目指す場合には、登録することが必須といえる転職サービスといえます。
優良企業からのオファーが届くため、登録だけでもしておくことをおすすめします。
- 転職で年収アップを目指したい
- 現在の年収が500万円以上ある
- 現在30代後半以上のハイクラス層にあたる
\優秀なヘッドハンターとつながる/
doda
dodaの概要
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
得意業界 | 全業種・業界 |
対応エリア | 全国 |
求人数 | 公開求人 129,686件(2022/4/14時点) |
dodaは、転職エージェント、転職サイト、ダイレクトスカウトの全ての機能を1つのサービスとして利用することができる転職サービスです。
求人数がリクルートエージェントに次いで圧倒的に多く、支援も手厚いため、年収アップのために転職したい場合にもおすすめできる転職エージェントです。
求人数も国内最大級でありながら、面接対策や職務経歴書の作成支援など、さまざまな支援も手厚く行ってくれるため、必ず登録することをおすすめできるサービスです。
- 転職サービスを網羅的に利用できる
- 求人数が多い
- 各種支援ツールが充実している
dodaの評判・口コミ
「希望の企業を探すツールとしていいと思う」
【良かった点】・大手が多い。優良企業からオファーがきた。(中略)・エージェントも4割程度は希望にそって求人を紹介してくれた(他社エージェントに比べると一番求人の質が良かった)。
みん評の「あずきさん」の口コミより抜粋
個人的にはdodaをおすすめします。理由は求人数が圧倒的に多いという点だけではなく、これまで2回利用した際、担当してくれた女性のアドバイザーの方がとても質が高かったから。1回目は運だと思うのですが、2回続けて良いということはそれだけ全体の質が高いという事だと思うので信頼できる情報だと思います。ちなみに2回目は履歴書も職務経歴書も前回の経験を活かし、しっかり練り込んで持参したつもりですが、それでもいろいろと手を入れてもらい、より完成度が高いものを作ってもらえました。
- とりあえず転職サービスに登録しようと考えている人
- 転職実績と豊富な求人数を求めている人
- アドバイザーから専門的な転職のアドバイスを受けたい人
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日本テレビへの転職でよくある疑問
日本テレビへの転職に対してよくある質問・疑問に対しての回答を以下にまとめました。
なんで日本テレビの年収はこれほど高いのですか?
日本テレビは、放送法によって権利が付与された数社のテレビ業界のなかに属しており、各テレビ局の会社が平均年収が高いため、それに釣られて年収が高くなっています。
また、日本テレビは毎年数百億円の経常利益を計上する高収益企業でもあるため、社員にも高い雇用条件を提示できることも年収が高い理由ともいえます。
日本テレビの転職求人はどこから応募できるのですか?
日本テレビ(ホールディングス)への中途採用求人への応募は、日本テレビ社公式サイトや転職エージェント、転職サイトから応募することができます。
しかし、職種ごとに必要な応募条件が違ったり、転職のプロのアドバイスや支援を受けることができるため、転職エージェントを利用して応募することをおすすめします。
まとめ
このページでは日本テレビ(ホールディングス)への転職難易度や平均年収、転職のポイントについて解説しました。
毎年、全国の平均年収ランキングでトップ20あたりまでに必ず入ってくる会社がこの日本テレビです。転職で狙うには非常に狭き門ではありますが、転職に成功できれば一気に年収アップするチャンスでしょう。
このページの内容を踏まえて、転職を成功させられるように願っています。