「適正年収の調べ方は?自分の市場価値を上げるにはどんな方法がある?」など、疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
自分の適正年収や市場価値を上げる方法がわかれば、転職活動や求人選びの判断がしやすくなります。また、今後取り組むべきことを明確にすることが可能です。
ここでは、適正年収の調べ方や自分の市場価値を上げる方法、注意点などについて解説します。
自分の適正年収を調べるツール3選
自分の適正年収を調べるツールには、dodaの年収査定サービス、転職アプリのミイダス、パソナキャリアの年収診断・年収査定シミュレーションがあります。
いずれも無料で利用できるため、気軽に適正年収を調べることが可能です。
ここでは、自分の適正年収を調べるツール3選の特徴について見ていきましょう。
doda
転職メディアや転職エージェントなどを手掛けるdodaは、自分の適正年収を調べるツール「年収査定サービス」を提供しています。
dodaの年収査定サービスの特徴は、次のとおりです。
- 転職者のビッグデータをもとに適正年収を算出
- 今後30年間の年収推移をグラフで表示
- 近いキャリアの方の転職事例を紹介
- 求人情報を紹介
dodaの年収査定サービスは、186万人の転職者ビッグデータをもとにした適正年収がわかります。機械学習で高精度に算出されるため、リアルな適正年収・市場価値を知ることができます。
現在の適正年収だけでなく、今後30年間の年収推移の予想もグラフで表示されるため、将来の年収水準をイメージしやすいところが特徴です。また、利用者に近いキャリアを持つ方の転職事例や求人情報も紹介してもらえるため、どのような転職先を検討できるのか確認できます。
そのため、次のような方にdodaの年収査定サービスはおすすめです。
- 自分の適正年収を知りたい方
- 将来の年収予想を知りたい方
- 同じキャリアでどんな転職事例があるのか知りたい方
- 転職の求人を探している方
年収査定サービスは、プロフィールや職務経歴を入力するだけで結果が表示されるため簡単です。入力は2分程度で終わりますので「適正年収を知りたいけど時間がかかるのは嫌だ」という方も安心して利用できます。
ミイダス
転職アプリのミイダスを利用すれば、自分の市場価値を知ることができます。
ミイダスの市場価値算定は、登録者のキャリアやスキルなどの情報をもとに、過去のオファーなどから市場価値を算出します。
そして、利用者のキャリアやスキル、市場価値などを見た企業から直接オファーが届くサービスです。
ミイダスでは、以下の3つの診断コンテンツを無料で利用できます。
- 市場価値診断
- コンピテンシー診断
- パーソナリティ診断
市場価値診断では、利用者と同じようなキャリアやスキルを持つ方へのオファー実績をもとに、市場価値を算出します。7万人の転職データをもとにしており、選考条件に合致する企業の数も表示されます。
ミイダスは5分程度の入力で登録が完了します。求人を探さなくても、企業からオファーやメッセージが届くため、忙しい方でも自分に合った求人情報を得ることができます。ミイダスは、次のような方におすすめです。
- 自分の市場価値を知りたい方
- 自己分析をしたい方
- 企業からどのようなオファーが届くか知りたい方
- 自分と同じキャリアの方がどこに転職したか知りたい方
パソナキャリア
パソナキャリアは、転職情報メディアや転職エージェントなどを手掛けています。転職エージェントサービスは、2022年のオリコン顧客満足度調査 転職エージェント部門で第1位を獲得しています。
パソナキャリアの「年収診断・年収査定シミュレーション」は簡単な入力でスピーディーに診断結果がわかるのが特徴です。診断結果を算出するための、質問内容は以下のとおりです。
- 年収をアップさせたい
- 将来性のある会社かどうか
- 専門のスキルを身につけることができる職場かどうか
- 職場の雰囲気が良いかどうか
- ワークライフバランスを改善できるかどうか
上記の質問に対し、あまり重視しない・どちらでもない・かなり重視する、から答えを選択するだけです。選択後は、最終学歴や転職回数、マネジメント経験、直近の会社の上場状況や規模、年収などを入力すると、年収診断の結果が表示されます。
診断結果を見て、転職エージェントのパソナキャリアに登録することも可能です。パソナキャリアを利用して転職した方の67.1%が年収アップに成功しています。
- スピーディーに適正年収を知りたい方
- 転職エージェントの利用にも興味がある方
- 入力内容が少ない年収診断をしたい方
上記のような方は、パソナキャリアの「年収診断・年収査定シミュレーション」を利用してみると良いでしょう。
自分の市場価値を知る方法
自分の市場価値を知る方法には、他のビジネスパーソンとの比較、転職エージェントの利用、スカウトサービスの利用などがあります。いずれの方法も、お金をかけずに自分の市場価値を知ることができます。
ここでは、自分の市場価値を知る方法について詳しく見ていきましょう。
ツールを使用する
このページでご紹介してきた、市場価値や適正年収を測ることのできるツールを使用するのが1つの方法です。
この手法が最も簡単かつ最も手軽に自分の市場価値・適正年収を知ることができます。
また、ほとんどのツールが多数のデータから市場価値や年収を算出しているため、実際の市場価値や提示される年収に近くなりやすいです。
そのため、この後にご紹介する方法よりも、ご紹介したツールを利用することをおすすめします。
上司や同僚など他のビジネスパーソンと比較する
自分の市場価値を知る方法の1つが、上司や先輩など他のビジネスパーソンと比較することです。
- 同僚は昇格して自分より年収が150万円上がった
- 先輩とスキルや仕事の成果は同じなのに自分は年収が50万円安い
- キャリアやスキルが似ている同僚が転職して年収が130万円上がった
- 自分よりキャリア・スキルがある先輩が転職して年収が100万円下がった
上記のように、上司や先輩など、他のビジネスパーソンの年収や評価を知ることで、自分の市場価値や評価を推測することができます。年収が上がった理由や下がった理由、評価されているポイントなどがわかれば、転職活動にも役立つでしょう。
上司や先輩、同僚など他のビジネスパーソンの年収や評価、待遇などを聞き、相対比較をしてみましょう。
転職エージェントを利用する
転職エージェントを利用して、自分の市場価値を知る方法もあります。
転職市場や各業界に精通したキャリアアドバイザーが、求職者のキャリアやスキルに合った求人を紹介してくれるため、結果的に自分の市場価値がわかります。「転職すると年収はどれくらい上がるか?評価は高いか?」など直接聞くことも可能です。
キャリアアドバイザーは、多くの求職者の転職サポートを行い業界情報にも詳しいため、精度の高い情報を得ることができます。無料で利用できるサービスであるため、とりあえず利用するというのも良いでしょう。
スカウトを待つ
スカウトサービスを利用することで自分の市場価値を知ることもできます。
スカウトサービスは、キャリアやスキルを登録すれば、興味を持った企業からオファーやメッセージを受け取れるサービスです。
オファーをもらった企業の求人情報を見れば、自分のキャリアやスキルがどれくらい評価されているのかわかります。市場からの評価が高ければ、オファーの数が多かったり、条件の良いオファーが届いたりします。モチベーションも高くなるでしょう。
転職エージェント同様、スカウトサービスは無料で利用できます。スカウトサービスは、市場からの評価を知りたい方や、条件の良い求人があれば転職を考えたい方におすすめです。
自分の市場価値・年収を決める4つの要素
自分の市場価値や年収を決める要素には、スキルの専門性や過去の実績、経験などがあります。どのような要素が市場価値や年収に影響するのか知っておくことは大切です。
ここでは、自分の市場価値や年収を決める4つの要素について見ていきましょう。
スキルの専門性
自分の市場価値・年収を決める要素の1つが、スキルの専門性です。専門性が高いスキルを有していると、市場価値や年収が高くなる傾向にあります。
専門性が高いスキルには、次のようなものがあります。
- プログラミングスキル
- 語学力
- 経営スキル
- マネジメントスキル
- マーケティングスキル
上記のようなスキルは、誰もが有しているわけではありませんが、それでいてニーズが高いため、需要と供給のバランスにより市場価値が高くなる傾向があります。
専門性が高く、需要の大きいスキルを保有していれば、転職の際に大幅な年収アップも期待できます。
過去の実績
過去の実績も自分の市場価値・年収を決める要素の1つです。
所属する企業への貢献度が低いのに、市場価値が高いということは少ないです。転職に限らず、企業は自分の会社への貢献度が高い人を求めているため、売上や利益など目に見える形で実績を提示できる人材は市場価値が高くなる傾向にあります。
以下のように、自分の実績をまとめて客観的な視点で評価してみましょう。
- 年間の営業成績は売上2億2,000万円で利益7,000万円
- サービスの改善を指揮して利用者が20%増えて黒字転換した
- アフターフォローの内容を抜本的に見直し顧客満足度が90%を超えた
- 企画した商品がヒットして企業の利益が10%アップした
- 5人の部下をマネジメントして全員が営業目標達成率120%を超えた
数字で実績を表現できると、貢献度を明確に示せるため、市場評価にダイレクトにつながりやすいです。
過去の経験
自分の市場価値・年収を決める要素の1つが、過去の経験です。
これまでのキャリアでどのような経験をしてきたのかが、市場価値や年収に影響します。市場価値や年収を決める経験には、次のようなものがあります。
- プロジェクトリーダーを努めた
- 新商品の企画・開発を担当した
- 海外支社でマネジメントをした
- M&Aに関わった
- 新規事業の責任者を担った
成功体験だけではなく、失敗経験から学んだことをアピールできれば、自分の市場価値や年収アップにつながることがあります。
失敗経験を転職面接などでアピールする場合は「新商品の企画・開発をしたが売上目標は未達に終わりましたが、プロモーション方法や納期管理、マーケティングのノウハウを学ぶことができました」など、失敗から学んだことを必ず伝えるようにしましょう。
業界・職種の平均年収
平均年収が高い業界・職種へ転職すれば、自分の年収をアップさせることが可能です。年収水準が高い業界・職種であれば、仮にスキルやキャリアが十分でなくても、高い年収を得られる可能性があります。
国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、主な業界の平均年収は以下のとおりです。
業界によっては平均年収に400万円以上の違いがあります。自分の年収をアップさせたいのであれば、平均年収が高い業界を選ぶと良いでしょう。上場企業であれば、有価証券報告書で企業の平均年収も確認できます。
ただし、平均年収の高さだけで業界や職種、企業選びをすると、年収は増えるかもしれませんが、自分の好きな仕事ではない可能性がありますので注意してください。
市場価値を効果的に高める方法
ここでは、市場価値を効果的に高める方法についてみていきます。
目の前の仕事で結果を出す
最も市場価値を高めるために重要なポイントは、目の前の仕事で結果を出すことです。
目の前の仕事で結果を出せなければ、スキルアップや資格取得をしたとしても、市場価値は下がる可能性があります。
逆に、現在の仕事でしっかりとした結果を出せば、スキルアップや資格取得をしなくても市場で高い評価を得ることは可能です。
目の前の仕事に全力で向き合い、結果を出しつつ、スキルアップや資格取得のために努力をすることが大切です。まずは、担当している仕事やプロジェクトで結果を出すことを目指しましょう。
仕事に関連する資格取得
市場価値を効果的に高める方法の1つが、仕事に関連する資格を取得することです。以下のように、仕事に関連する資格を取得することで市場価値が上がる可能性があります。
- 不動産の仕事:宅地建物取引士
- コンサルタントの仕事:中小企業診断士
- 事務の仕事:簿記検定
- 営業の仕事:ファイナンシャルプランナー
- 観光業界の仕事:通訳案内士・旅程管理主任者
- 建築業界の仕事:CAD利用者技術者試験
専門性の高い資格や希少性の高い資格ほど、市場価値が上がりやすくなります。
自分の市場価値を上げたい場合は、仕事に関連する資格を取得を検討してみましょう。
スキルアップ
市場価値を効果的に高めたい場合は、スキルアップを行うのもよい方法です。
以下のようなスキルアップをすることで、市場価値が上がり、より良い条件で転職できる可能性があります。
- ビジネススクールに通い企画力やプレゼン力を高める
- 研修を受けてマネジメント力を高める
- ロールプレイングで営業スキルをアップする
- セミナーや交流会に参加してコミュニケーション能力を高める
- スクールに通いプログラミングスキルをアップする
ただし、スキルがあっても仕事で結果を出せない場合には市場価値が上がらないことがありますので、注意が必要です。
複数のスキルを掛け合わせる
複数のスキルを掛け合わせると、単体でスキルを有している人よりもさらに希少性の高い人材となりますので、市場価値が高くなりやすいです。
- マネジメント×営業スキル(成績)
- プレゼンスキル×企画力
- 英語力×マーケティングスキル
1つのスキルが突出している方も評価されますが、高いレベルで2つ以上のスキルを有する方も、高い評価を得ることが可能です。
市場価値を効果的に高めたい場合は、複数のスキルを掛け合わせる方法があります。
希少価値のある経験を重ねる
希少価値のある経験を重ねることも、市場価値を効果的に高める方法です。例えば、次のような経験をしている場合は、市場での需要が高くなります。
- 新しいWebサービスを開発して利益が10億円出た
- 再開発プロジェクトを成功へと導き多大な利益貢献をした
- 3年間海外の支社で営業や企画の仕事をしていた
- 拠点責任者としてマネジメントや経営をしていた
- 企画した商品が大ヒットとなった
「経験をしている=他の人にはないノウハウがある」と判断されることも多いため、希少価値の高い経験をしている方ほど評価される可能性があります。
チャレンジして失敗したとしても「新商品開発をしたが余り売れなかった。その代わり失敗リスクを軽減するマーケティングや企画のやり方を学んだ」など、得たものをアピールできます。
市場価値を上げるときのポイント
市場価値を上げるときのポイントを知っておくことで、スキルアップや資格取得などに、より効率的に取り組むことができます。計画的で自発的、根気強く、キャリアプラン実現のために行動することが大切です。
また、キャリアや転職のプロに相談して、専門家の意見を取り入れることも大事です。ここでは、市場価値を上げるときのポイントについて見ていきましょう。
計画的に行うこと
市場価値を上げるために何かに取り組む場合は、計画的に行うようにしましょう。計画的に行うメリットには、次のようなものがあります。
- 取り組みの進捗がわかる
- 何が良くて何が悪かったか振り返りができる
- やるべきことが明確になるので迷いが少ない
- 軌道修正がしやすい
- 先々のイメージがしやすい
市場価値を上げたい場合は計画やスケジュールを考え、やるべきことや期限を明確にすることが大切です。
自発的に行うこと
自分の市場価値を上げるには、スキルアップや資格取得、仕事で結果を出すなどの行動が必要です。
仕事での結果を出すには、自発的に行動を起こす必要があります。市場価値を上げる行動は簡単なものでないことが多いため、自発的で積極的に取り組むことが大切です。
受け身の姿勢で取り組んでいると、他の人たちと同じ基準での行動しかしないため、市場価値がぐんぐん上がっていくことは少ないと言えるでしょう。
第三者に相談すること
自分の市場価値を上げたいときは、第三者に相談することをおすすめします。第三者に相談することで、客観的な視点が入るためです。
第三者に相談することには、次のようなメリットがあります。
- 自分の市場価値を上げる方法が適切なものか意見を聞ける
- 客観的に自分の強みや足りないものがわかる
- 自分では思いつかない市場価値を上げる方法を教えてもらえる
- 具体的な計画やスケジュールを立てやすくなる
市場価値を上げる方法を考えるには、業界や市場に詳しくなければいけません。自分1人で考えると、最適な方法を見つけられないことがあります。キャリアや転職のプロに相談をすれば、キャリアプラン実現のために市場価値を上げる最適な方法がわかります。
市場価値を上げる取り組みについて、具体的な計画やスケジュールも立てることができるでしょう。
第三者に相談することで、市場価値を上げるための適切な方法を見つけやすくなります。
市場価値を上げる際の注意点
市場価値を上げる際の注意点も把握しておくことは大切です。注意点を知ることで、適切な方法や考え方で市場価値を上げる取り組みができるようになります。
ここでは、市場価値を上げる際の注意点について見ていきましょう。
年収の高い業界・企業にいる=市場価値が高いではない
現在の年収が自分の市場価値を適切に表しているわけではありません。
業界や企業で年収水準が異なるため、年収の高い業界・企業にいるからといって市場価値が高いとは限らないのです。
業種 | 男性 | 女性 | 男女合計 |
建築業 | 491万円 | 361万円 | 474万円 |
製造業 | 462万円 | 329万円 | 436万円 |
情報通信業 | 563万円 | 447万円 | 537万円 |
運輸・郵便業 | 418万円 | 339万円 | 409万円 |
卸売・小売業 | 513万円 | 376万円 | 474万円 |
金融・保険業 | 662万円 | 405万円 | 528万円 |
学術研究・ 専門技術サービス業 | 591万円 | 446万円 | 556万円 |
宿泊・飲食業 | 413万円 | 314万円 | 378万円 |
生活関連サービス・ 娯楽業 | 449万円 | 336万円 | 404万円 |
教育・学習支援業 | 654万円 | 469万円 | 570万円 |
医療・福祉 | 492万円 | 381万円 | 414万円 |
サービス業(その他) | 426万円 | 354万円 | 408万円 |
人材の価値に使うことのできる費用は、業界の利益率などにも関わってくるため、単純に年収をアップさせたい場合には、年収が高い業界の企業を選択するとよいでしょう。
人材としての市場価値を考えるのであれば、目の前の年収だけでなく、スキルや実績の需要を踏まえてキャリア構築を行っていくことをおすすめします。
関連:年収の高い業界・職種
市場価値は状況によって変化する
人材の市場価値は、市場での需要と供給の状況によって大きく変化します。
5年ほど前まで人気のあったプログラミング言語のスキルを保有していたとしても、現在その言語の人気がなければ、市場価値がどんどん下がっていってしまうことはよくあります。
また、20代は仕事上の経験や実績が少ないことが多いため、将来性に重点を置いて評価されることが多いですが、30代以降はマネジメント経験など、経営層に近いスキルや経験の有無が重視されていく傾向にあります。
そのため、自分の市場価値を上げる取り組みを定期的に見直しながら、継続することが大切です。
取り組みに自信がない場合は相談する
「本当に◯◯の資格取得で市場価値は上がるのだろうか」など、自分の市場価値を上げる取り組みに自信が持てない場合は、キャリアや転職のプロに相談しましょう。
先輩や上司、友人などに相談することもできますが、キャリアや転職のプロではないため適切なアドバイスをもらえない可能性が高いです。相談することで気持ちはラクになるかもしれませんが、疑問や悩みは解決できないことが多いでしょう。
プロに相談することで、正しい方向で取り組みができているのか、軌道修正をした方がいいのかがわかります。
市場価値を上げる取り組みに自信がない場合は、キャリアや転職のプロに相談してみると良いでしょう。
市場価値・適正年収は常に気にするべき
すぐに転職をするかどうかにかかわらず、キャリアアップ、年収アップを目指していくのであれば、現在の自分の市場価値や適正年収は常に認識しておく必要があります。
市場価値や適正年収を把握していれば、自分の年収と市場価値の歪みを認識することができるため、現在の会社からの転職のタイミングを考えるきっかけにもなりますし、また、転職する・しないの判断もしやすくなるため、転職活動をスムーズに進められるポイントとなります。
また、どんな経験をすれば適正年収がアップするかもわかるため、社内昇進などの指標にもなります。市場価値や適正年収は、常に気にしておきましょう。
まとめ
ここでは、適正年収の調べ方や自分の市場価値を上げる方法、注意点などについて解説しました。dodaの年収査定サービス、転職アプリのミイダス、パソナキャリアの年収診断・年収査定シミュレーションなどを利用すれば、簡単に市場価値や適正年収を調べることができます。
まずは、自分の市場価値や適正年収を知り、上げるための取り組みを行っていきましょう。